不測の事態の時にこそ日頃の姿勢が大切になるなあという事を改めて感じる機会になったいけばな展でした

こんばんは、内藤正風です。

兵庫県いけばな展も無事に終わり一夜が明け、日常に戻っています。
。。。。。
イヤ戻っていないか。
兵庫県いけばな展に注力していたので出来ていない事をやらないといけませんし、2週間後に控えた「光風流いけばな展」に展示する作品作りのお稽古が山場を迎えていますし、全然日常ではなかったです。(笑)

不測の事態はいつ起こるかわからない

先日の兵庫県いけばな展の会期中に、人身事故によるJRの遅延があり、朝の手直しに出瓶者が間に合わないかも。。という事態がありました。結果としては手直しの時間に間に合われて手直しも無事に行われることが出来たのですが、いけばな展をしているとこういう不測の事態が起こることもあります。

これ本当にどうしようもないと思います。
時間に間に合う様に公共交通機関で出掛けているのに、人身事故のような不測の事態で電車が止まってしまうとか、地震が起こって展示していた作品が倒れたとか、人の力ではどうしようもありません。

ちなみにここで勘違いして頂きたくないのは、例えば同じ遅刻であっても、車で移動していると週の頭や雨天の時には渋滞が発生しやすいですが、なのにいつもと同じ時間に出発して遅刻したとか、明らかに重心の外れた作品を展示していて作品が倒れたというような事は、これは完全な準備不足であったり想定不足という事でしかなく、「仕方が無いなぁ。。」で済まされるような事ではありません。

不測の事態の時にこそ、日頃の姿勢が大切になる

こういう想定外の事が起こった時にこそ、仲間って大切だなぁと思います。やっぱり何かあった時に助けてくれるのは仲間ですから。
しかしそれと共に思うのは、日頃の姿勢だなぁとも思います。

例えば先ほどの例でいえば、手直しにいつも来られている方から「電車が事故で止まっているので手直しに間に合わないです」って連絡が入ったら、「いいよいいよ、こちらでしておいてあげるので心配しないで」って気持ちになりますし言葉にもなりますが、日頃手直しに来たことの無い方から「電車が事故で止まっているので手直しに間に合わないです」って連絡が入ったら、いつも来ないでたまに来ているからそんな事になっちゃうんやん。。。ってチラッと思っちゃうかもしれないのは私だけでしょうか。
あるいは、いつもしっかりと安定したお花を生けられている方の作品が地震で倒れたら、「地震なんていつ来るかわからないんだから仕方ないですよ」って思うでしょうが、日頃から作品がよく倒れている人の場合にはそんな風に思いにくいのも事実だと思います。

なので日ごろの姿勢って大切だなという事も改めて思うのです。

何も言わない人ほど恐ろしい

こういう時に改めて感じるのは、出来るときというか普段にこそちゃんとしておくことが大切だなぁと思うのです。

頭の良い方ほど、いちいち人の揚げ足をとったり目くじらを立てて文句を言ったりされません。しかしそういう方ほど相手の日頃の行動をじ~っと見ておられますし、しっかりと判断をされておられると思うのです。
私なんておバカさんなので、いちいち目くじらを立てたり言ってしまったりしちゃうんですけどね。(笑)

そんな事も改めて意識する機会に、今回のいけばな展はなりました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。