8月13日(土)に「YOROZU salon 8th」を開催します

こんばんは、内藤正風です。

今日は神戸の私の教室を開催して、先ほど22時過ぎに帰ってきてからブログを書いています。
そんな神戸から帰ってくる車の中で思い出したのです。「あっ!ブログで次回のYOROZUsalonの案内するのを忘れている!!!」って。

「YOROZU salon 8th」を開催します

一昨年からスタートしたYOROZU salonも次回の開催で8回目を数えるようになり、来る8月13日(土)に開催いたします。

このYOROZUsalonでは回を重ねるごとに課題となる事や気付きがあり、毎回何かしらの新しいチャレンジを行ないながら一歩ずつ着実に進歩進化することが出来ている手ごたえは感じています。
そんななか今回は、
染み抜きの尾上昇さん、レーザー加工の鈴木英一郎さんのお2人による開催になり、YOROZUsalonの原点となるお2人での開催です。

「YOROZU salon」は目先の儲けを考えていません

こういうイベントを開催していると、1回でどのくらいの売り上げが上がるのですか?って尋ねられることがありますが、ハッキリ言って大半の出展者が赤字です。
そしてそれは最初から想定の範囲内なんです。といいますのもこの「YOROZU salon」は、お金を儲ける事を前提に開催していないからなのです。

あっ、誤解があったらいけないので書き加えておきますが、お金儲けが悪い事とか「YOROZUsalon」で儲けてはいけないという事ではありません。できればガッツリ稼いでいただきたいと思っています。
ではどういう事かといいますと、出展されている皆さんの新しい挑戦と共に交友関係の拡大を通じて新しい可能性を広げて頂くために開催しているのです。

YOROZU salonは、出展者の新しい挑戦と可能性の扉が開くのを応援しています

私は何事によらず、自己の成長無くして未来はないと思っています。これは職種や事業形態にかかわらず全ての方に言えることでしょう。
しかし日頃お仕事を行なっていると、経験を積み重ねることによる自己成長の機会は沢山ありますが、新しい挑戦による自己成長の機会ってそうそう度々あるものではないので、自ら求めなければこの部分の自己成長は得ることはできません。

そういう中だからこそ、この「YOROZU salon」では「出展者が新しい挑戦を行なう」そして「新しい挑戦を通じて可能性の扉を開く」という事も大切にしたいと思っています。

成長する人は他人と比較するのではなく、愚直に自らの歩みを進めています

私は仕事柄、講習会とか日頃のお稽古において「どうすれば生徒さんに少しでも成長していただくことが出来る場になるか」を考えています。
なので日常から人を観察するのが習性になってしまっていて、「なぜこの人はこういう行動しているのだろう。。」とか「この人の発言の真意は何だろう」って、ついつい考えてしまっていたりもします。

そういう中で私が感じている ”成長される人” というのは、「誰かと自分を比べずに挑戦を積み重ねている」という共通点があります。
だって、誰かと比べて作品を綺麗に生ける事が出来ているとか、他の人よりも沢山の事を知っているとか、これって自己の成長とは1mmも関係ない事なんですから。

現在「5」の力がある人がお稽古や様々な機会を通じて挑戦と体験を積み重ねられて、「6」でも「5.5」でもいいので、なんなら「5.1」であっても、なってもらうことが出来れば成長することが出来たと言う事なのです。

挑戦無くして成長はない

”熟練の技”という言葉があります。何千回、何万回、何十万回と繰り返すことで練り上げられ磨き上げられる技の持つ破壊力はとても大きなものがあり、誰にも真似の出来ない存在となることが出来ます。
これは絶対に重要ですし不可欠です。
しかしだからと言って、今という時代と無関係には済まないのも事実です。なぜならば世の中の人々は今という時代の中で生きているからです。
すなわち”熟練の技”が「今」と結びつくことによって、人々に価値を感じていただくことが出来る様になったり必要とされるようになるのです。

このYOROZU salonが、出展されている皆さんにとって新しい挑戦をする場となり、新しい可能性を開くヒントを見出す機会となり、出展されている皆さんが発展される一助となることが出来る様に、これからも私なりに出来ることを行なってゆきたいと思っています。

8月13日(土)には、皆さんぜひお越しくださいね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。