緊急事態宣言で延期になっていた「光風流いけばな展」が、今週末の23日(土)24日(日)の両日、ついに開催されます

こんにちは、内藤正風です。

今日は朝から姫路の教室でお稽古を行ない、午後から西脇市黒田庄町に来ています。

何故こちらに来ているかといいますと、明日から開催されるいけばな展で展示する作品の指導に伺っているのです。

緊急事態宣言が解除になり色々なものが一気に動き始めました

8月から発出されていた緊急事態宣言が10月1日に解除になり、先週から今週にかけて兵庫県いけばな展を無事に開催することが出来ました。

緊急事態宣言が出されているとイベント的なものは大きな影響を受けます。
私ども光風流も8月9月に予定されていたいけばな展は全て中止や延期となり、“いけばな“をおこなっている者が発表の場を失うというとても残念な状況が続いていました。
その様な中、緊急事態宣言が解除され、世の中の色々なものが一気に動き始め、私ども光風流においても春から日程を延期にして準備を行なっていたいけばな展を今週末に開催することになりました。

春の緊急事態宣言で延期になっていた「いけばな展」を今週末に開催します

春に予定していたのですが緊急事態宣言の発出により延期としていた「光風流黒田庄支部いけばな展」が、今週末いよいよ開幕する運びとなりました。

 

いけばな展ってこれまでに中止や延期になるようなことはなかったので、このコロナ禍で新しい体験をしたうちの1つになります。
そういう経験をして思ったのは、いけばな展って延期になると、関係されている皆さんの気持ちを切り替えたり気持ちを持続することが出来るようにするのが一番大切な課題になるという事です。

いけばな展を開催するときって、全ての人が開催する日に向かって一目散に走りつづけている状態なのですが、延期になるという事は、突然この目標がなくなると共に新たな目標が設定されるという事なんです。
いうなれば肩透かしを食らった上に、ほらもう1回やりなさい!!って無茶振りされているような状態になっちゃいます。

なので関係されている皆さんの気持ちが萎えてしまったり、季節や環境が全く違うのにこれまで準備していたものを無理やりに当てはめようとしてうまく行かなくなってしまったりという事が起こる可能性が出てくるので、役員の先生方や指導者の先生方は皆さんに気を配ると共にサポートをしていただかないといけませんので、これまで大変なご苦労をされてきているということなのです。

そういうなかでここまで漕ぎつけられていることに私は敬意を払いたいと思います。

いけばな展は兵庫県西脇市黒田庄町で開催されます

このいけばな展は兵庫県の内陸部に位置する、西脇市黒田庄町において開催されます。
会場となりますのは「黒田庄町黒田公民館」になりますので、グーグルマップで会場名を入力して頂くと表示されますのでそちらでナビりながらお越しいただければと思います。

 

日時は10月23日(土)10時~17時、24日(日)10時~16時の両日となります。

こちらの会場には公共交通機関ではなくお車で移動して頂いたほうが、お越しいただきやすい場所になりますので、道中くれぐれもお気をつけてお越しください。

コロナ対策を万全にして、出瓶者一同お待ちしています

緊急事態宣言が解除されたとはいえコロナ禍に変わりはありませんので、感染防止策は万全に講じて、出瓶者一同皆様のお越しをお待ちしています。

出瓶者
山本美津甫、神月喜代甫、松井喜美甫、田口静甫、藤井千恵甫、岡本花佳甫、下井富貴甫、松本利甫、東野栄甫、森本洋甫、和田由香甫、長谷川紅甫、藤原隆甫、時政綾甫、岡野悠衣甫、浦上恵子、平林恵莉、時政智子

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。