大人は嫌なことに目が奪われがちですが、子供のように「面白い」に目を向けてゆく様にすると、人生も仕事も楽しくなります

おはようございます、内藤正風です。

今日も昨日に引き続いて曇り空の夜明けになりました。
天気が曇っているだけでなんかどんよりとした気分になってしまいますが、これっていつから「曇り=気持ちもどんより」ってなってしまったのでしょうね。
だって子どもの頃って、雨が降ったら喜んでませんでした?
なんか妙にワクワクして、嬉しくて、楽しかった気がします。

子供のころは雨も楽しかった

自分自身が子供のころを思い出すと、雨が降っても喜んでいたと思います。

たとえば長靴をはけるのが嬉しかったり、長靴で水たまりにバシャバシャ入っていくのが面白くて、結局長靴の中まで水浸しになったり、傘をさせるのが嬉しかったり、傘をさして軒先とかで水が落ちてきている下に行くのが楽しかったり、傘を無理やりに逆向きに反ったようにして水をためるのが面白かったり、そんなことしているので雨が降ったら長靴や傘などフル装備で出かけているのに、帰るときには頭の先からつま先までびしょ濡れになっていて毎度毎度母親にしかられていました
(笑)

いつの頃からでしょうね、雨に濡れたらいやだなぁとか鬱陶しいなぁとか思うようになったのは。。。。。

子供は「嫌だなぁ」ではなく「面白い」に目が向いている

子供の頃って、いやだなぁ。。とか、しんどいなぁ。。とか思う前に、面白いとか楽しいにアンテナが先に反応していたんでしょうね。
「雨=濡れたらいや」という感覚になる前に、普段は履かない長靴が履けるとか、水たまりに飛び込んで遊べるとか、楽しいことが先に思い浮かんでいたのです。
そしてその結果が、楽しいを増幅させていってビショ濡れで帰るっていう結果になっていたのだと思います。

こういう感覚っていつのころからなくなっちゃったんでしょうね。けれどこの感覚って、大人になった今こそ大切なことだと思うのです。
同じ一つの事でも、面白い側面を見つけて楽しみながら取り組むことが出来るか、それとも嫌だ嫌だと言いながら無理無理に取り組むかで大違いなんですから。

先入観や固定概念を捨てれば、人生も仕事も全てが楽しくなるのです

自分の先入観や固定概念で判断していては、新しい発見も楽しさの創造も全く生まれてこないです。だって自分の中にあることなんて小さい小さいものですし、凝り固まったものでしかないのですから。

先ほどの雨の日のことが良い例です。
子どもの雨の日の行動なんて、大人から見ていたら、ビチャビチャに濡れちゃって何アホなことしてるんや。。以外の何物でもないですよね。
けれど当の本人からすれば脳内麻薬全開で楽しいの極地なのですから、見方次第、感じ方次第で、天と地ほどの差になっちゃうわけです。

仕事も遊びも全部一緒です。
自分にとって面白いところ、魅力あるところ、ウキウキするところ、ムフって思えるところを見つける事が、人生楽しくなる秘訣だと思います。

人と比べる必要はない。
人と同じことをする必要はない。
自分はこの世に1人しかいないんだから、自分だけの面白さや魅力を大切にしてドンドン進んでいったらいいんだと思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。