緊急事態宣言が6月20日に解除になりそうですが、私どもの教室では「光風流いけばな展シフト」で教室を開催します

こんにちは、内藤正風です。

今日は久しぶりの雨になりました。
晴れ男の私ですが、今日は晴れないといけないようなスケジュールが何もないので、晴れ男は発動しておりません。
とはいえ出掛けて車から降りるときとかには、雨は小降りになったり降らなかったりするのは言うまでもありませんけれどね。
(笑)

緊急事態宣言が解除される見込みになってきました

昨日のニュースで取り上げられていましたのでご存じの方が多いと思いますが、緊急事態宣言が期限の6月20日で解除される可能性が高くなってきました。
ただ全解除で全く自由になるという事ではなく、飲食店などのアルコールの提供などをはじめとしていくらかの規制は残される中での緊急事態宣言からまん延防止法への移行という感じなのかなと思っています。

私どもの本部いけばな教室も緊急事態宣言下では、完全予約制 + 極少人数にして安心安全な体制にて教室を開催してまいりました。

「光風流いけばな展」を目前に控えて、感染防止には一段と注意をしてゆきたいと思っています

7月10日(土)11日(日)には、毎年恒例の「光風流いけばな展」を開催いたします。
その様な中で、今、本部いけばな教室では同展の作品作りのお稽古が本格化しており、作品を展示する皆さんの熱気にあふれた教室になっています。
そんな状況で緊急事態宣言が解除されたからと言って、現在行なっている完全予約制 + 極少人数を解除すると、教室に「密」な状況が生まれてしまうのは簡単に予測ができる事だと思います。

なので私は緊急事態宣言が解除されても、そしてまん延防止法の地域から外れたとしても、現在本部いけばな教室において行なっている完全予約制 + 極少人数は、光風流いけばな展終了まで継続しようと思っています。

光風流いけばな展に、みんなで一緒に参加できることが一番大切です

いけばな展を開催するにあたり大切なことがいくつかあります。そんな大切な事の中でもこのコロナ禍において何よりも大切なのは、お越しくださる皆さん、作品を展示する皆さん、運営に携わる皆さん、すべての方々が一緒に笑顔で参加できることだと私は思っています。

なぜそんな風に過敏と思われるくらいに気にしているのかというと、いまコロナは私たちのとても身近なところまで来ていると私は思っています。そしてそれはとても目につきにくい状況の中で身の回りにコロナが存在していると思っています。
それは、透明なグラスに綺麗な水をいっぱいに張って、そこに赤いインクを1滴落とした状態を考えていただければわかりやすいと思います。
インクを1滴落としてすぐは、赤いインクがどう広がって行っているか目で見える状態です。しかしこれが時間が経てばたつほど赤いインクはわからなくなってゆきます。しかしこれって赤いインクが無くなったのではなく全体に広がって目立たなくなっているだけってことに他ならないのです。
まさに今の私たちが置かれている状況だと思うのです。

濃厚接触者にならない環境と行動が大切です

これほど身の回りにコロナがあふれている状況の中では、感染防止策を講じどんなに注意していても100%は無いので、いつ感染してもおかしくない状況だと思います。
その様な中で出来うる限りの感染防止策を講じたうえで、意識するべき点があると私は思っています。
それは「濃厚接触者にならない」ということです。

濃厚接触者になった場合と、濃厚接触者に該当しなかった場合とでは、天と地ほどの違いがあります。
それはご本人だけではなくご家族も巻き込んでの話になります。
なので今後は、濃厚接触者にならない取り組みをお互いに注意しなければならないと思います。

では濃厚接触者にならないようにするには何を注意すればよいのかというと、①とにかくマスクをする。②そしてお茶を飲んだりお菓子を食べたりするときには話さない。
この2点だと思います。

マスクは皆さん習慣になっておられます。が、一部年配の方に、話をするときにマスクを外されたり鼻を出してマスクをされている方があります。息苦しいのはわかりますが、これは絶対に避けていただきたいと思います。
自分を守ることであるとともに、仲間を守ることにもなるのですから。

お稽古の後にお菓子を食べたりお茶を飲んだりすることも大切です。なぜならばそこでデブリーフィングを行なったり、情報交換をしたりするからです。これは欠かせません。
しかしだからと言って、お茶を飲んだりお菓子を食べたりしながらマスクなしで会話をするのは、リスクを高くしてしまう事にほかなりませんので、お互いに注意したい事だとも思います。

お互いに注意をして ”笑顔” でいけばな展の会場でお会いしましょう

いけばな展に関連した一連の行動や流れの中でコロナ感染が発生した、あるいはその流れの中でコロナ感染の可能性が生まれたなんて事にならないようにしなければなりません。
そのためには、いけばな展の作品作りにお越しくださっている皆さんの安全も守るようにしなければならないと私は思うのです。

お互いに注意をして、いけばな展の当日に会場でお出会いしましょうね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。