「好き」はそれだけでテンションが上がりますよね。ならば自分がいる環境に”好き”をどれだけ詰め込むことが出来るかを考えれば居心地が良い環境を生み出せるのです
こんばんは、内藤正風です。
私の居るあたりは今日は1日お天気が悪かったです。
梅雨だからといえばそれまでですし、雨は雨の風情、曇りには曇りならではの魅力があるのは分かっていますが、晴れが好きな私としてはやっぱり晴れるとそれだけでテンションアップって感じになります。
「好き」はそれだけでテンションが上がります
好きな事をしていたり、好きな事が身の回りにあるとそれだけでテンションが上がりますよね。
お料理が好きな方は、お料理をしていたら”あっ!”というまに時間が過ぎていませんか。あるいはお料理が好きな方はキッチンで過ごす時間が居心地が良かったり、キッチン用品を売っているお店に行くのが楽しかったりしますよね。
なので「好き」って、自分の心の有り様まで全てを変えてくれる力があると私は思います。
好きこそものの上手なれ
日本には「好きこそものの上手なれ」という”ことわざ”があります。
誰でも好きな事には一生懸命になるし、自ら勉強したり工夫したりするので、自然に上達するという意味ですね。
この言葉で私が大切だと思うのは、「好き=上手」ではないという点です。
好きな事には一生懸命になる ⇒ 一生懸命になると自ら勉強したり工夫をする ⇒ 自然に上達(上手)になる
この構図は仕事でも勉強でも趣味でも、同じことが言えると思うのです。
すなわち、好きになったら上達するよ~ってことです。
自分がいる環境に”好き”を詰め込んで居心地が良い環境にすればよい
これ、最近私自身がすっかり忘れていました。
いや正確には忘れていないのですが、好きが身の回りで溢れかえる程になっていなかったなぁ。。ってふと思ったのです。
私が一番長続きしている趣味はスキューバダイビングです。これは大学生のころから始めて現在に至るので40年近くになります。なが~(笑)
そんな私が大学を卒業して”いけばな”を生業とした時に、いけばなに関する物品販売をする部門を立ち上げ店舗兼事務所を作ったのですが、その時のイメージは「ダイビング」でした。
海で潜って撮ってきたビデオをモニターで流し、お気に入りの音楽をBGMで流し、観葉植物をいっぱい置いて、店舗の前には私がダイビングに行った時に機材を洗ったり干したり出来るスペースを設け、事務所はカウンターやテーブル席をつくり、店舗と事務所の境目には間口2mの海水魚の水槽を置き、事務所や店舗は壁ではなくガラスで道と面しているので、道を通りがかった方から喫茶店ですか?とか何屋さんですか?とかってよく聞かれていました。(笑)
今から考えても、どう見ても仕事をする事務所というイメージとはかけ離れていたなぁって思います。
しかしおかげで、私はこの場所にいるのが大好きで、仕事が終わってもプライベートでこの空間でいつも過ごしていました。
なので仕事がしんどいとか辛いとか思ったことが1度もありませんでしたし、仕事=リラックス&リフレッシュっていう時間になっていたと思います。
今の本部に引っ越してからは、使わなくなったタンクがあるのとBCがある程度でフツー。これじゃいかんなぁ。。。
必要なのは”楽しむ心”だけです。
私が「いけばな」に携わっている中でよく耳にする言葉に、「私は感性が無いから。。。」とか、「今までしたことが無いからよくわからない。。。」と仰られる方があります。
これハッキリ言って、「いけばな」に唯一必要なのは「楽しもう」とする気持ちだけです。
だって楽しんでいるうちに感性なんてだんだんと磨かれてゆきます。
した事ないものは”わからない”のが普通です。
たぶんこういう発想になる原因には、「いけばな」は上手に生けないといけないとか、何かきまりを守らなければならないというような思い込みがあるから、この様な考え方になっちゃうのだと私は思います。
自分の好きをどんどんやっちゃいましょう。
自分の好きな花をひたすら使い続ける。自分が好きな様式をひたすら生ける。何でもいいんです。とにかく好きを取り入れ、好きをやればいいんです。
もう一度言います。仕事でも勉強でも「いけばな」でも楽しむ事が何よりも一番大切なのです。
好きを詰め込む
もっともっと好きを生活に取り入れるようにしようっと!
もっともっと好きを仕事に取り入れるようにしようっと!!
難しい事を抜きにして、好きがあるとそれだけでテンション上がるんです。全ての人が。
それは絶対の間違いないし全ての本質だと思うのです。
好きを詰め込んで人生を楽しみ充実させないとモッタイナイですよね。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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