消毒薬が必要なのにどうしても手に入らない時の一時的な代用に、車の水抜き剤が使えるってご存知ですか

こんばんは、内藤正風です。

新型コロナウイルスの感染者数が、日本でも世界でも日々増え続けています。
医療の専門家であるお医者さんや看護師さんにも感染している人が出てしまっているのを見ていると、100%感染しないというのは無いのだなと思います。
しかしだからと言って感染しても良いと言っているわけではありませんよ。
しっかりと予防をしてそのリスクは減らさないといけないと思います。

消毒薬は手に入っていますか

色々な業種の人と話をしていて皆さん口々に仰られるのは、消毒薬が手に入らないので困るってことです。
そんな中で先日ガソリンスタンドを営む友達と話していて、耳寄りな情報を聞きました。
それは。。。
消毒薬が手に入らなかったら代用できる物があるし、いくらでも手に入るよ!!って。

ガソリンスタンドで消毒薬って想像もつかなかったですし、最初聞いた時には、「はぁ??」って思いました。
だってその彼が代用できるって教えてくれたのはこれ↓↓↓なんですもん。

なんとなんと「ガソリンタンクの水抜き剤」なんです。

ガソリンの水抜き剤って消毒薬と同じ成分で出来ていたのです

友達から話をよくよく聞いて教えてもたっらのですが、ガソリンの水抜き剤って、アルコールで出来ているんですって。それも99%という高濃度のアルコール。
しかもこの使われているアルコールは、お医者さんが注射をするときに脱脂綿で腕をシュッシュッてこする消毒に使うアルコールと同じ「イソプロピルアルコール」という種類なんだそうです。

この話をしたときに、早速に友達のガソリンスタンドに行ってガソリンの水抜き剤を分けてもらい確認してみました。

裏の成分表を見たら確かに!!

「イソプロピルアルコール」それも99%(笑)

そうそう”うまい話”は無い

見た瞬間に思いましたよ。「コレそのまま消毒に使えるやん!!!」って。
けれど、そう思った瞬間に目に入ってきたのです。成分表の横になにやら文字が。。。。。

「防錆剤」って。。。。。

うまい話はやっぱり無いですね。(笑)

どうしても消毒薬の必要な時の代用には使えます(ただし自己責任で)

普通ならここで「あ~あかんやん・・」って諦めちゃうのでしょうが、あきらめの悪い私ですから、一応念のためにいつもお世話になっているお医者さんに聞いてみました。
「これを消毒薬の代用にしたら駄目ですか???」って。

返ってきた返事は「手消毒はやめておいて」とのことでした。

なので続けて「机とかの消毒になら使っても差し支えないですか?」と聞いてみたところ、「それならOK」とお返事をいただきました。

ココからは私の勝手な解釈です。
どうしても消毒薬の必要な時の代用には使えるやん!!(ただし自己責任で)

不特定多数が触った可能性があるモノを消毒したいけれど ”消毒剤” が無い時の代用に

お花のお稽古をするときに公民館や町の貸し教室を使う事も多いのですが、こういう会場の机とかって誰が触っているか分からないですよね。
なので私は、この”新コロ”が流行し始めたときから光風流の各支部には、講習会や教室を開催するときに不特定多数が使用する会場を使う場合には、机など必ず開催前に消毒薬で拭いてから開催をするようにという連絡を行なうと共にお願いをしています。

しかし、机とか道具類とかを消毒薬で拭こうと思ったら結構な分量が必要になるんですよね。
なので消毒薬が手に入らなくて困っている支部や教室では、ガソリンの水抜き剤を代用して急場をしのぐというのもアリだと思います。
ただし、手の消毒と飲食に使うようなものには使わないようにしてくださいね。
防錆剤入りですからね。

繰り返します。
あくまでも、消毒に関する物がなにも手に入らない時の話ですよ~~。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。