今日から2月になりましたので、光風流カレンダーの2月の作品を紹介します

こんばんは。内藤正風です。

つい先日新年を迎えたところだと思っていたのに、いつの間にやら2月。。。
1月行く、2月逃げる、3月去るとはよく言ったものだと思います。

みなさんは1月は何をされました?仕事をした、家事をした、ではなく、日常と違う事や新しい挑戦です。
私は、台湾に行きました。そして悪巧みを2つスタートを切りました。

時間なんてあっという間に過ぎて行っちゃいますから、どんどん何かしないと勿体ないです。

2月の光風流カレンダーの作品

2月に入りましたので、今月の光風流カレンダーの作品を紹介させて頂きます。

 

 

◇作者
松井喜美甫

◇花材
ウメ

◇花器
陶器製変形水盤

◇花台
組合せ花台

松井喜美甫さんからの作品についての一言

 

この梅は私がお花を習っていますので、主人が梅林に行った時に買ってきて家の庭に植えてくれました。
もう20年以上前のことです。
今では茎の太さが10センチ以上にもなっています。
お花のために植えてくれたので、自由に私が切って使っています。

この作品は、寒風の中で力強く咲いている地味なのに風流な姿や、控えめな可憐な花の様子を表現したいと思い生けました。
雪をかぶりながらもジッと耐えて咲いている赤い花を見ますと、母親の持つ優しさとたくましさを感じます。
早春の風流な梅の姿をイメージしてみました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。