「2020年 光風流カレンダー」に掲載する ”いけばな作品” の写真撮影が今日からスタートしました

こんにちは。内藤正風です。

私は天気予報を見る習慣がほとんどありません。唯一、スキューバーダイビングに行くときには数日前から天気予報と天気図、そして海況を気にするのですが、それ以外のときには天気予報ってまず見ないです。
だって晴れ男なんで何かする時にはほとんど晴ですし、仮に雨が降っても私が外に出る時には雨が止むので天気予報必要ないんですよねーー(笑)

で、今日は、除草剤を撒こうかなぁって朝から思っていたのですが、何やら天気が崩れてゆきそうな感じなので天気予報を見ると、これから雨になるとのこと。
除草剤撒いてスグに雨が降ったのでは効果が十分に発揮されないので、本日の除草剤散布は取りやめにしました。

ちなみに今日は夕刻から、いつもお世話になっている先輩の病院で行われる花火大会にお招きいただいているので、行ってきます。
えっ?雨ですか??私が行くので降らないですよーー。根拠は全くないのですが、そう決まっているので(笑)(笑)

今日から「2020年 光風流カレンダー」の制作がスタートしました

さて今日から「2020年 光風流カレンダー」の制作がスタートしました。

2019年じゃないですよ2020年のです。
ええ、ココだけ聞いていると、???って、なんかよくわからないですよね。

光風流のカレンダーは該当する年度の1年5か月前から制作が始まるのです。

光風流のカレンダーは毎年10月に発行しています

来年のカレンダーでお話した方が分かりやすいでしょうね。

2019年のカレンダーは、今年(2018年)の9月の末に完成して、10月から販売を開始します。
だって2019年のカレンダーを2019年になってからお渡ししたのでは全然遅いですもんね。

なので9月の末に印刷が完了している状態に持っていこうと思うと、印刷は8月の後半から取り掛かるようになります。
カレンダーは文字校正や色校正やと色々な手順があるので、今言って今というか、チラシ印刷の様に数日から1週間で完成~~ってわけにはいかないのです。

いけばなの作品の写真撮影には丸1年が必要です

と、いうことはですよ、原稿の準備などを考えると8月の前半までに掲載する1年分のいけばな作品写真を用意しておかないといけないっていう事はお解りいただけますよね。

ただ、この準備が。。。
日本には四季それぞれのお花があります。最近は四季が無くなってきたと言われ、たとえば夏を代表するお花のヒマワリなどは今や1年中店頭に並んでいるようになってきました。しかしまだまだその季節にならなければ絶対に手に入らないようなお花も沢山あるのは事実です。
なので、カレンダーに掲載するいけばなの作品は、毎月1枚ずつ1年間をかけて撮影し準備しているのです。
8月、9月、10月、11,12,1,2,3,4,5,6,7月と撮影して1年分完了って事なのです。

すなわち、次のカレンダーの企画を検討し(ちなみに2020年度は「竹の器に生ける」という企画です)、写真撮影を8月から翌年の7月まで行い、8月に印刷原稿の準備を行い、9月中に印刷して10月に皆さんにお届けするまでには、約1年半位の期間が必要になってくるのです。

なので2020年度カレンダーのいけばな作品写真撮影が、1年以上前の今日からからスタートするようになるってことなのです。

光風流のカレンダーは、幅広い皆さんに作品を掲載して頂いています

光風流のカレンダーは少しでも幅広い皆さんに興味を持っていただく事が出来るように、幹部の先生方、中堅の皆さん、若手の皆さんにご担当頂いています。
なぜこの様にしているのかというと、人は自分に関係したり近いことにしか興味を持て無いからなのです。

カレンダーをパッと見た時に、自分が出会ったことも無い先生が生けられている作品写真と、自分がいつも一緒に机を並べてお稽古している仲間の作品写真とでしたら、どちらに興味が湧くでしょう。
言うまでもなく自分が知っている人の作品ですよね。
自分の作品が掲載されているカレンダーと幹部の先生方だけの作品が掲載されているカレンダーとでは、自分にとってはどちらが特別に思ったり人に薦めたいと思うでしょう。言うまでもなく自分の作品が掲載されているものですよね。

2018年とは作品もご担当頂いている皆さんの顔触れもマルッきり変わっている2019年のカレンダーを、来る10月に発行いたしますので、皆さんお楽しみになさってくださいね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。