過去から学ぶとは、過去をそのまま真似るという事ではなく、その本質を理解して今の世にあわせて活かすという事

こんにちは。
光風流家元 内藤正風です。

今日は夕刻から、尊敬する先輩との食事会(飲み会??(笑))です。
もう今から楽しみで楽しみで。。。。。仕事が手につかないのはナイショです(笑)(笑)

ってことで、いつもは夜に更新しているブログを、今日はお昼間の更新なんです(^^;
スミマセン、飲む気満々です。

今日は神戸の私の教室のある界隈で先輩をご案内させていただきます。
私の日頃から仲良くしている友人のお店や、私のお気に入りのお店を何軒ご案内できるかわかりませんが、最低でも4軒は行きたいなぁ~なんて企んでいます。

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だって自分のお気に入りのお店は、好きな人に是非紹介したいじゃないですか。
そのお店の素敵なところを是非知ってもらいたいじゃないですか。
なので今日は、私がガイドになって先輩を 引きずり倒します ご案内させて頂きます
(^^)v

自分のお気に入りは、好きな人や大切な人に是非紹介したい

皆さんは自分の好きな事を、お友だちや仲間に紹介されていますか?
自分が食べて美味しいと思ったものを紹介する。
自分が好きな居心地の良い空間に連れて行ってあげる。
自分が最高だったって思った、本や映画を教えてあげる。
自分が熱中している趣味を見てもらう。

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私は自分の周りにいる仲間や友人が、興味を持っているものに興味があります。
っていうか、仲間や友人が言っているんだから興味を持ちますし、その言葉を信頼します。
例えば「どこそこのお店の〇〇ってメニュー、むっちゃ美味しかったよ」って聞いたら食べてみたいって思います。
あるいは私が興味ある分野の本について、「これいいよ~面白い!」って聞いたら買って読んでみようって思います。

最近私が何かを買うときは、ほぼ仲間や友人からの情報です。
新聞が毎日届きますが、中に入っているチラシは一切見ずに束のまま掴んでゴミ箱行きです。
テレビは見ません、、、ってか放送が映るテレビは私の周りに一台もないので、コマーシャルなんて全く見ていません。

先日靴を買いましたが、友人がしている服の展示会に行って、その友人が紹介してくれたお店で買いました。
その帰りに同じ友人が薦めてくれた雑貨屋さんに立ち寄って、雑貨数点買いました。
先日、鱧を食べに行きましたが、友人から教えてもらったお店です。

たぶん今の時代、知らないお店に飛び込みで行くなんてことほとんど無いんじゃないでしょうか。
たぶん皆さんもホームセンターで安売りしているから、とか、ガソリンが安いからとかそんな程度じゃないですか?

今、時代は昔に戻っていると思います

買い物も昔は、知り合いのお店で買い物をしていました。
昔は「口こみ」が一番大きなそして信頼できる情報交換であり情報収集でした。

床の間が減ったとか無くなったとか言われていますが、床の間がほとんどすべてのお家に備わっているくらい普及したのは明治以降です。
畳の間が減っているって言われていますが、昔々は武家も貴族も床(ゆか)が普通で、特別な部屋や場だけに畳があるだけでした。

私は、明治維新以降の日本は、西洋列強に負けないように植民地にされないように、とても大きな進歩をしてきたと思います。
しかしそのために、今までの日本の歴史のなかで積み重ねてきた価値観や美徳と言うものの多くが隅に追いやられてしまってきたように思います。
特に大東亜戦争後は、戦後復興から高度成長、バブルと右肩あがりの成長を続け、日本は経済発展がず~っと続くかのような錯覚さえありました。
そんななかで、日本人が築きあげてきた価値観などが変調をきたしてしまっていたのだと思います。

昔が良いという事ではなく、過去から学ぶことの重要性

私は、日本の国が積み重ねてきた歴史の中にこそ、これから私たちがどうしたらよいかのヒントがあると思っています。

過去から学ぶとは、過去をそのまま真似るという事ではなく、その本質を理解して今の世にあわせて活かすという事だと思います。

だって、日本は2675年の歴史があるのです。
と言う事は2675年間、積み重ねたり学んだりしてきたノウハウがあるという事です。
このノウハウをどんな風に生かすか。
活かすも殺すも私たち次第だと思います。

「口こみ」も最高のノウハウの一つだと思います。

さあ今日は、先輩を引きずり倒すぞ~~!!
もとい、先輩をご案内させて頂くぞ!!!

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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