過去からの学びとは過去をそのまま真似るという事ではなく、その本質を理解して今の世にあわせて活かすという事であり、明日が分からないこんな時代だからこそ重要な指針になるのです

こんばんは、内藤正風です。

今日は年内最後の教室を行ないました。とはいえ朝から夜までお稽古の生徒さんがお越し下さり、空いた時間には片付けモノをしたり打合せをしたりと、結構充実の1日でした。

日ごろの情報源はマスメディアではなく、友達やネットから得るようになってきています

皆さんは自分の好きな事を、お友だちや仲間に紹介されていますか?
自分が食べて美味しいと思ったものを紹介する。自分が好きな居心地の良い空間に連れて行ってあげる。自分が良いなぁって思った、本や映画を教えてあげる。自分が熱中している趣味を見てもらう。そんなことをされていますか。

私は自分の周りにいる仲間や友人が、興味を持っているものに興味があります。
っていうか、仲間や友人が「これいいよ~」って言っているんだから興味を持ちますし、その言葉を信頼します。
例えば「どこそこのお店の〇〇ってメニュー、むっちゃ美味しかったよ」って聞いたら食べてみたいって思います。あるいは私が興味ある分野の本について、「これいいよ~面白い!」って聞いたら買って読んでいます。

みんなが言っているではなく、○○さんが言っている言葉のほうが信頼できる

最近の私が何かを買うときは、ほぼ仲間や友人からの情報です。
新聞が毎日届きますが、中に入っているチラシは一切見ずに束のまま掴んでゴミ箱行きです(笑)。そしてテレビは見ません。。。ってか地上波や衛星放送が映るテレビは私の周りに1台もないので、マスコミが紹介しているコマーシャルなんて全く見ていません。

そんな私の最近の購買行動は、こんな感じです。
いつも見ているYouTuberが紹介していた情報で、先日お菓子を買いました。先輩が贔屓にされているお店に、この間フグを食べに行きました。
先日、革のコートを修理に出しましたが、いつも修理を依頼している友人に「よろしく!」ってお願いしました。

たぶん今の時代、知らないお店に飛び込みで行くなんてことほとんど無いんじゃないでしょうか。特にコロナ禍以降その傾向は強まっていると思うのです。
ちなみに私は、今では飛び込みってほとんどしなくなりました。

今、時代は昔に戻っていると思います

買い物も昔は、知り合いのお店で買い物をしていました。
昔は「口こみ」が一番大きなそして信頼できる情報交換であり情報収集でした。

あるいは、床の間が減ったとか無くなったとか言われていますが、床の間がほとんどすべてのお家に備わっているくらい普及したのは明治以降です。
畳の間が減っているって言われていますが、昔々は武家も貴族も床(ゆか)が普通で、特別な部屋や場だけに畳があるだけでした。

私は、明治維新以降の日本は、西洋列強に負けないように植民地にされないように、とても大きな進歩をしてきたと思います。
しかしそのために、今までの日本の歴史のなかで積み重ねてきた価値観や美徳と言うものの多くが隅に追いやられてしまってきたように思います。
特に大東亜戦争後は、戦後復興から高度成長、バブルと右肩あがりの成長を続け、日本は経済発展がず~っと続くかのような錯覚さえありました。日本人が築きあげてきた価値観などが変調をきたしてしまっていたのだと思います。

そんな中で、手法は今の時代の新しいものになっていますが、本質的な部分は昔に戻ってきているように私は感じています。

昔が良いという事ではなく、過去から学ぶことの重要性

私は、日本の国が積み重ねてきた歴史の中にこそ、これから私たちがどうしたらよいかのヒントがあると思っています。すなわち過去から学ぶとは、過去をそのまま真似るという事ではなく、その本質を理解して今の世にあわせて活かすという事だと思います。

ただしここで間違えて解釈をされると困りますのであえて書き加えたいと思いますが、私は昔が良かったと言っているのではありません。
日本には2681年の歴史があります。という事はこの
2681年間営々と積み重ねてきた学びやノウハウが日本人にはあり、そんな学びやノウハウを今の自分にどんな風に役立てるか、活かすも殺すも私たち次第だと思うのです。

過去から学ぶ大切さを、私たちはもう一度意識するべきだと私は思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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