自分で模索しチャレンジすることの大切さを改めて感じた、「かわいい子には旅をさせろ」と言うこと
今日は朝から、あちらこちらに出掛けてきて、今やっとパソコンの前に座った、いけばなの光風流家元 内藤正風です。
来日、そして歓迎会から一夜明けて
昨日は中国から友人であり仲間の林ちゃんが来日し、関空にお迎えからの歓迎会を開催いたしました。
久しぶりにリアルで会えるのはホンッとうに嬉しいです。
気持ちが溢れると言葉にならないですよね。
笑顔で歩み寄って握手から始まりました!!
ところで、私も年なんですかねー。
最初に顔の色や肌艶とかが気になっちゃいました(笑)
特につながりの深いメンバーが集まるからこそ、濃い時間が生まれる
歓迎会は大きなことをするのではなく、先年のいけばな留学に林ちゃんが来られている時に、特に仲良くして下さっていた方だけで”こじんまり”と開催しました。
人数はこじんまりとしていても、話しのネタは尽きないし声のデカさも人一倍。。。。。(あっ、声がでかいのは私だけですね(笑))
もうあっという間の3時間でした。
今回の来日の目的はイッパイありすぎて、限られた日程の中でどれだけ出来るかはわからないですが、毎日の時間を大切に有効に使い、しっかりと結果を残したいと思っています。
成長に目を見張る
一昨年の9月にいけばな留学で来日し、昨年の9月に帰国するまでの1年間、本当によく頑張って研鑽を積まれました。
いけばな留学を満足に完了され、師範を取得して関空から帰国された日には、頼もしさすら感じたほどです。
そしてその帰国から1年間、教室を新たに立ち上げ、生徒さんを何人も指導し、そういう中で試行錯誤をしたり疑問を持ったりしながら色んな経験を積み重ねてこられて、今回の来日に結びついたのですが、もう別人の様な変わり様です。
変わったって言ってもあかん方に変わったのではなく、ワンステップもツーステップも成長し、指導者としての責任感や風格を感じるということです。
一昨年の来日初日に、光風流本部いけばな教室の玄関で撮影した写真と同じように、今回も写真撮影をしました。
1年間住んでいた場所でもあるので安心感も違うのでしょうが、その分を差し引いてもこの風格は凄いです!
かわいい子には旅をさせろ
昨日の歓迎会の後に林ちゃんと少しだけ話をしたのですが、その思考や意識は指導師範としてのものに完全になっていて、言葉を交わしながら感激し涙が出そうでした。
古来からのことわざに「かわいい子には旅をさせろ」と言う言葉が有りますが、まさしくこの言葉を体現し帰ってきてくれたと感じました。
私が傍についていたわけではありません。
一つ一つ手取り足取り指導をさせて頂いたのではありません。
時々アドバイスはさせて頂いていますが、基本的に自分で何とかしなければならない状況です。
なのにこんなにも大きく成長してくれているだなんて、本当に嬉しいです!
何よりもすばらしいのは、その思考が指導師範として必要な素養を備えたものになっていて、意識が高まっている事です。
今日もこの後に2人で、色々なお話をする時間を作っているのですが、どんなことを私に話しかけてくれるのかが楽しみでなりません。
考えている事、疑問、何でもぶつけてきてほしいなぁ。
そんな事を思っている来日2日目です。
内藤正風PROFILE
-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。