コロナが第9波に入って感染者が爆誕している今、光風流いけばな展に向けた作品作りやお稽古がコロナに左右されないようにするためのたった1つのポイント
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日は完全に光風流の方、それも9月に開催する光風流いけばな展に作品を展示する皆様に向けたブログになります。なので興味のない方はここで離れてくださいね。
とはいえこの考え方は、いけばな展の事だけではなくお仕事や日常生活に置き換える事が出来る思考でもあると思いますので、もしよかったらこのまま読み進めてくださいね。
コロナもいよいよ ”第9波” まっただ中
コロナも今年の5月に2類から5類に移行し、特別扱いではなくなりました。そして1か月くらい前からコロナの感染者数があちらこちらこちらで増え始め、いつも仲良くして頂いているお医者様たちが口々に「感染者が増えているから気を付けないといけないよ」と度々アドバイスをいただいてきました。
そんな中この1週間くらいで、光風流の皆さんにも一気にコロナの感染者が増えてきたように感じています。まさに爆誕状態。。。と言っても良いでしょう。
とはいえ、こういう状態が起こるかもしれないというのはコロナが5類に移行したときから予測は出来ていたので、ことさらに驚く事ではありませんが、9月に開催する光風流いけばな展まで1か月となった今こういう状態になっているというのは、いけばな展への影響が出ない様に最大限の注意と準備が必要だなぁと思っています。
いけばな展の作品作りは、コロナ感染者に気を遣わずに粛々と進めてください
光風流いけばな展に作品を展示する予定の方にコロナ感染者もちらほらと出始めました。とにかく感染された方の症状が少しでも軽い事を祈りますし早く回復されることを祈るばかりです。
さてそんな中、この度の光風流いけばな展は、全ての作品が5人か6人で1つの作品を作るようになっており、そのメンバーの中にコロナの感染者が発生しているグループも複数あります。
そこでこれは私からのお願いとアドバイスですが、コロナの感染者が出たグループは感染されていない皆さんで作品作りやお稽古を粛々と進めていただく様にしていただきたいと思っています。
今日も「グループの中でコロナ感染者が発生したので、その方が元気になるまでお稽古(作品作りやお稽古など)を休みます」という連絡を複数いただいたのですが、その全てに、「コロナになっておられない皆さんでお稽古(作品作りやお稽古など)は予定通りに進める様にしてください」とお伝えさせていただきました。
コロナに感染された方を放っておいて作品作りをするのは申し訳ないという気持ちはわかります。しかしその考え方をしていると最悪の場合いけばな展までお稽古をすることが出来なくなってしまう可能性が出てきてしまいます。だって、いまコロナに感染されている方が外出できるようになられた時に同じグループの別の方がコロナに感染されたらどうします?またお稽古できなくなってしまいます。
なので、コロナの感染者が発生したグループは、コロナ感染者の方以外で作品作りの準備とお稽古を進めるようにしていただきたいと思うのです。
いつでもお稽古できると思うのは ”超絶危険” です
加えてこの状況を見ていると、私がコロナに感染する可能性もあります。そうなるとどういう状況が起こるのかというと、1週間は教室を閉じる様になります。
つまり皆さんがいくらお稽古を予定し準備され、お稽古したい!!!!!と仰っていただきましても、出来ない状況になるという事です。
これはそういう状況が起こるかもしれませんし、起こらないかもしれません。仮にそういう状況になったとして、来週にそういう状況になるかもしれませんし、再来週になるかもしれません。光風流いけばな展の直前の週にそういう状況になるかもしれません。
ええ、これだけは「神のみぞ知る」です。
なので「いつでもお稽古を出来る」という妄想は持たないでいただきたいと思います。
いつお稽古ができなくなるかもしれない。なのでお稽古出来るときにはしっかりとしておき、万一私がコロナに感染してお稽古ができなくなる事態が起こっても対処できるようにしておくことが、今、光風流いけばな展に作品を出品する皆様に求められている"リスクヘッジ"なのです。
コロナ感染で振り回されることが無い様に、ぜひよろしくお願いいたします。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。