「いけばな」の楽しみのキーワードは「お花」。。。ではなく「人」なんです
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「選抜作家いけばな展」を無事に終える事が出来た、いけばな光風流家元の内藤正風です。
今回のいけばな展もウキウキワクワクの連続でした。
光風流のみんながわざわざお越しくださったほか、私のFacebookやBlogの、腕が傷だらけになっている投稿を見て、いったい何をしでかしているんだーー???ってお忙しい中を時間を調整してお越しくださったり、内藤の作品が好きだからっていつもお越しくださっている方、子どもいけばな体験教室にお越しくださった方など、本当に嬉しいし楽しい2日間でした。
「いけばな」の楽しみのキーワードは「お花」。。。ではなく「人」なんです
今回のいけばな展も本当に楽しかったです。
たった2日間の会期で、生け込みの日を入れても3日間です。
けれどこのたった3日間が毎日毎日刺激の連続で、ウキウキワクワクが止まりませんでした。
生け込みの時には、活気と熱気にあふれた空間の中で、作品を作るモードに入って自分の世界に入っちゃうというか一種のトランス状態なのかも知れませんが、超集中の世界を味わう事が出来ます。
会期が始まれば、皆さんが会場にお越しくださいます。
こんな経験をさせてもらう事が出来るのは「いけばな」をしているからこそですし、もっと厳密にいうならば、私のしている「いけばな」に興味を持って見に来てくださった友達のみんなのお蔭ですし、光風流のお花の仲間のお蔭だと思っています。
今回の選抜作家いけばな展でも「いけばな」の楽しみは「人」なんだとつくづく感じました。
光風流の仲間の皆さんが、心を込めて、我が子を生み出すようにして作った作品を展示してくださる事。
作品作りをしているご本人を温かく見守ってくださっているご家族。
いけばな展の搬入や搬出、生け込みや撤収を自分の事のようにして手伝ってくださる光風流の仲間。
忙しい時間を割いて、作品を見に来てくれる友達。
子どもいけばな体験教室に申し込んできてくれた友達。
そのどれをとっても「人」なんですよね。
いけばな展っていうと作品に目が向きがちですが、実はこんなに多くの皆さんに支えられ元気をもらい楽しさを感じさせてもらっているのです。
「いけばな」でみんなを満面の笑顔にし、楽しさに満ち溢れるようにするために、もっともっと自分自身をパワーアップしたい。
いけばな展は、お越しくださった皆さんに作品を見て楽しんでいただいています。
しかし実は、見に来てくださる皆さんの笑顔や激励から、逆に私の方が元気をもらったり活力に結びついたりしているのです。
皆さんが居てくださるからこそ、私はもっともっと頑張っていけばな展に良い作品を展示する事が出来るようにしたいと思えるし、これからも私の周りの友達や仲間の皆さんを、もっともっと楽しませることができるように進歩してゆきたいと、いつも超絶思うのです。
もっと色んな経験をしたい。
色んな経験から得た技術や知識を、皆さんを笑顔にするためにどんどん役立てたい。
みんなを満面の笑顔にし、楽しさに満ち溢れるようにするために、もっともっとパワーアップしたい。
そんな気持ちでいっぱいです!!
こんな手になりながらも「もっともっと!!!」って思っちゃうのです(笑)
いけばなは、幸せを導き出し、人と人を結びつけ、笑顔を生み出します。
「選抜作家いけばな展」と「子どもいけばな体験教室」にお越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。
もっともっと皆を笑顔にしたいので、これからもモットもっと頑張りますYO!!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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