夏本番の7月になりました。皆さんに”涼”を感じて頂くことが出来る作品を紹介します
こんばんは、内藤正風です。
今日から7月になり、いよいよ今年も後半になりました。
自粛自粛の世から、止まっている動きを"なんとかなっていく"レベルまで早く戻す様に一歩ずつ進んでゆかなければならないですよね。
とは言っても”新コロ”が消えて無くなったわけではありませんから、換気やマスクや消毒など十分に気をつけないといけないのは言うまでもありません。
7月は夏本番になり、体力的にも注意が必要です
今年の夏は例年に比べて、体力的にも注意が必要だなと思っています。なぜなら、今年の夏はいつもと違うからです。
これまでの日本で真夏にマスクなんてほとんどの人が経験したことのないでしょうし、そんな中でこれからの夏本番を乗り越えてゆかないといけないのですから、水分補給をはじめ栄養補給もしっかりと行なわないといけないと思うのです。
そんな7月に皆さんに少しでも”涼”を感じて頂くことが出来る作品が”光風流カレンダー”に掲載されているので、ご紹介させて頂きます
7月の光風流カレンダーの作品
「今月の光風流カレンダーの作品」を紹介させて頂きます。
◇作者
若杉 芳甫
◇花材
タカノハススキ(葉)、キキョウ(青色)、オカトラノオ(白色)、ナデシコ(薄いピンク色)、ヒメヒオウギズイセン(赤)
◇花器
船
◇花態
生花
◇敷板
碇(いかり)、塗り花台
この作品を生けられた若杉芳甫さんから、作品についての一言
7月はとても暑い時なのですが、ご覧くださる皆さんに少しでも「涼」を感じて頂きたいと思いまして、さらりと涼し気に生けました。
そして私の大好きなキキョウをポイントとしてあしらいました。
生けるのにあたって一番時間を費やしたのはタカノハススキでした。中々思うとおりにまとまらず苦心いたしましたが、最後にはイメージ通りに完成させることが出来てとても嬉しく、あの時のワクワク感はいまだに記憶に強く残っています。
どうぞお楽しみ頂けたらありがたいです。
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生け込み風景の動画です。下の動画をクリックしていただくとご覧いただくことが出来ます。
カレンダーの作品を生け込み中の若杉芳甫さんです。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。