今日から3月です。月も改まりましたので光風流カレンダーの作品を紹介します
こんにちは、内藤正風です。
今日は朝から講習会を開催しました。
講習会っていっても少人数の集まりですので、会場に到着したときの手洗いからの消毒を徹底し、少しでも風邪の症状があったり体調の悪い人、そして不安な人は来ないようにという事前連絡を行なって開催をしました。
光風流で毎年発行しているカレンダーの今年のテーマは「竹の器に生ける」です
光風流では毎年カレンダーを発行しています。
お陰様で毎年皆さんにご好評をいただき、制作した部数全てを頒布させて頂くことが出来ております。買ってくださっている皆様、本当に有難うございます。
そんな光風流カレンダーですが、毎年テーマを設けて作品作りをしており、今年は「竹の器に生ける」をテーマにして12カ月の作品が出来上がっています。
今年は光風流創60周年の節目の年になります。この節目の年に当たり、重ねてきた年数を「竹の節」に、そしてこれからも飛躍してゆく願いを「竹が天に向かってまっすぐに伸びてゆく姿」に重ねて、今年のテーマといたしております。
今年1年、色々な竹の器に行けられたお花をお楽しみいただければ嬉しいです。
3月の光風流カレンダーの作品
ってことで「3月の光風流カレンダーの作品」を紹介させて頂きます。
◇作者
桝田 珠甫
◇花材
サンシュユ
◇花器
中三管筒(塗)
◇花態
生花
◇敷板
組合せ花台
この作品を生けられた桝田珠甫さんから、作品についての一言
まだまだ寒いですが、3月の声を聴くと春を感じます。
頬をよぎる風、そして暖かな日差し、心がウキウキ。
そんな思いをサンシュユに託しました。
サンシュユは葉が出ないうちにいっぱいの黄色の花を咲かせます。
そんな特徴あるサンシュユを使って、黒の三管の塗りの竹の筒に一生懸命何回も何回も練習しながらお花を入れました。
生け込み風景の動画です。下の動画をクリックしていただくとご覧いただくことが出来ます。
カレンダーの作品を生け込み中の真剣な桝田珠甫さんをご覧ください。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。