光風流本部いけばな教室で、新しいサービスが始まっています。

こんばんは。今日は終日、本部いけばな教室でお稽古です。

今日は地元加西市の文化祭いけばな展の生け込みの日でもあるので、その生け込みの前に作品の下生けにお越しになられる先生や、相談があってお越しくださる先生、お茶を飲みにお越しくださる先生と、中々に楽しい一日を過ごしています。

そんな中で最近、本部いけばな教室に今までに無かった新しい目的でお越しくださる方が生まれてきました。
それは。。。

クリーニング(笑)(笑)

 

つい先日もお一人、満チクリンお持ちくださいました。ええ、光風流本部いけばな教室でクリーニングを受け付けるようになったのです。
って言っても、クリーニング屋さんになったわけじゃないですよーー(笑)

本部いけばな教室で “クリーニング” を受け付けるようになったキッカケ

はじまりは、私のクリーニングに対する見方が変わったことと、それに伴って服の着方が変わったことにあります。

これまで私は、シミとかが付いても大半のものは落とす事が出来ないと思い込んでいました。そしてイイ服ほどクリーニングに出すと傷んで帰ってくると思っていました。
だって今まで服にシミがついてそれをクリーニングに出すと、”このシミは落とせないシミです”って帰ってくることが大半でしたし、カッターシャツとかでシルクの品を出すと変に縮んで戻ってきたりボタンが貝とかの品をクリーニングに出すと確実に割れて帰ってきていたからです。

なのでそうなってくると、お気に入りに服とかは段々着なくなってしまって、どうでもよい様な服を買ってヘビロテするようになってしまっていました。
そんな事していたら楽しいはずがないですよね。
けれどそう言うもんなんだと長い間思っていました。クリーニングっていうのは落としてほしい汚れは落とせないものだ。良い服は傷めて返してくる、それはそんな服を出す方が悪いと。。。
イヤ!!思い込まされていたのです!!!

そうなんです。私はある日気づいたのです。長い間私はクリーニング屋さんに騙されていたんだと。

落ちないシミが有ると言うのは、クリーニング屋さんに思いこまさせられているだけ

この思い込みから解放されるきっかけは、友達の”のぼっち”こと尾上昇さんと知り合ってからです。
のぼっちは吹田市でクリーニング屋さんを営まれていて、特にシミ抜きに特化したお仕事をされているのです。
その範囲は服だけにとどまらず、靴や傘カバンや財布、もうありとあらゆるもののシミ抜きをされています。
他のクリーニング屋さんが手に合わずに回ってきた品物なども手掛けていて、クリーニング屋さんの最後の砦的なお仕事も沢山されています。(のぼっちのBlogとお店のサイトはこちらをクリックしてください
のぼっちいわく「落とせないシミはない!!」と豪語するので、私の人生のシミを落としてーって言うと「それは無理!!」って即答する あかんたれ 正直な人です(笑)(笑)(笑)

これまでにのぼっちには、いろんな品をクリーニングやシミ抜きをして頂きましたが、全て綺麗になって返ってきました。落ちなかったシミもありませんでした。
服が傷んで返ってきたことも一度もありません。っていうか「ここ傷みそうなので、補修しておきましたよー」って、前よりもちゃんとして返してきてくれます。(もちろん有料です(笑))
服は永遠ではないので寿命があります。そんな服には預かった時点で「これもう寿命が来てますよー」って教えてもらえます

おかげで最近はお気に入りの服をタンスにしまっておくのではなく、どんどん着る事が出来ています。
以前だったら汚れたりシミになるのを気にしてめんどくさかったのが、今はシミなんて全く気になりません。だって汚れたら落としてもらったらいいだけなんですからー。

服は綺麗になるんだと解ると、服を着る事が楽しくなる

こういう体験をして私はすごく楽になったので、私の周りにいる皆さんにも服が汚れる事なんて気にせずに、どんどんファッションを楽しんでいただく事が出来たらいいなぁと思って、クリーニングはのぼっちをお薦めしています。

お気に入りの服を着て、汚さない様に気を使いながら萎縮して過ごすなんて絶対に楽しくないです。お気に入りの服を着てドンドン行動的に動いて、汚れたら綺麗にしてもらえばいいんです。絶対にその方が人生楽しいですよーー!

お稽古に来られている皆さんで興味ある方はいつでも気軽に聞いてくださいね。
すぐに服もお預かりできるように、クリーニングの品を入れる専用の袋も預かっていますよ!

 

ってなんか、クリーニングISEYAの出張所みたいになっている気が。。。1円ももらっていないんだけどねー。
まいいか、光風流でお稽古されている皆さんが、汚れることとかを気にせずに服を楽しんだり着物を楽しんだりして喜んで下さるんだから(笑)(笑)

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。