兵庫県立フラワーセンターに「動く蘭」が有るのをご存知ですか。

こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。

今日も良い天気でしたね。
昼間は外にいると長袖のシャツだととっても暑かったです。
けれど朝晩はやっぱり肌寒くて、上着もストーブもまだもう少しの間は手放せないような気がします。

兵庫県立フラワーセンターに行ってきました

今日はお稽古の合間に”本部いけばな教室”を脱走して、車で10分ほどの距離にある兵庫県立フラワーセンターに行ってきました。

 

チューリップまつりをしているから行ってきたんじゃないですよ。
(笑)(笑)

お世話になっている職員の友達と打合せが有ったので行ってきたのですが、結果として、”チューリップまつり” も ”鯉鯉まつり” も ”古代鏡展示館” も見てきちゃいましたーー。
まあ折角行ったんですからね(笑)

近くにあるからこそ逆に行く機会が少ないってありませんか

なにせ日頃ほとんど来ることがないフラワーセンターなもので。。。。。

皆さんもありませんか?
近くにある行ったことない所や、あまり行かない所。

近いがゆえにってありますよね~~。
私にとって、まさにそんな感じの場所がフラワーセンターなんです。

チューリップまつり真っ只中

フラワーセンターの園内は、見渡す限りチューリップ!チューリップ!!チューリップ!!!
500品種のチューリップが植えられていて、一重や八重、色んな色、色んな形、もういくら見ていてもそれぞれが特徴的で飽きない状態です。

 

今日フラワーセンターの職員の友達に聞いたのですが、フラワーセンターのチューリップって全部手植えなんですって。
地面に凹凸がなく四角い花壇ならば、機械でダァーーーっと植えてしまえるらしいのですが、フラワーセンターは機械が使えないので全部手で植えるしかないそうなんです。
しかし手で植えないといけないので、逆に、植え方に変化をつけて複雑な魅力ある花壇の構成を毎年されているのもフラワーセンターのチューリップまつりの特長なんだそうです。

今週中くらいまでがチューリップの見頃だそうです

ちなみにチューリップの見頃はあと1週間ほどだそうです。
チューリップまつりは4月30日までですからまだ見る事は出来ますが、今が見頃の真っ只中なので、あまり期間の最後にならない様に今週中くらいにお越しになられた方が良いように聞きました。

動く蘭って見たことありますか?

今日、園内を散策している時に、温室の中にある蘭のエリアで、動く蘭を見つけました。

ええ、蘭の花が動くのです。

嘘だって思われています?
誇張して言っているって思われています?
マジで動くんですよ。

動画で撮影してきましたので、まずは見てください↓↓↓

 

どうですか!
ビックリでしょ!!
動いているでしょう!!!
虫じゃないですよ!!!!
風で動いているんじゃないですよ!!!!!

この蘭はバルボフィラム・バルビゲルムっていう種類です。

フラワーセンターの職員の友達によると、この蘭は微妙な空気の動きを感じたら花が動くんだそうです。
なので、締め切った空間で手を叩いただけでも花が動くそうです。

ビックリですよね。
ホント初めて知りましたし見ました!

世の中にはいくらでも知らない事が有るんだなぁと改めて感じました。
だからこそ、色んな所に行ったり、色んな人と出会ったり、色々なお話をさせて頂いたりするのが楽しくて楽しくてしかたないんですよね。

今日も本当に有意義な1日になりました。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。