にしん蕎麦 と パブロフの犬 と 酸っぱい青春

こんにちは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。

 

突然ですが・・・

若い頃は、お酒を飲んでよく吐いていました。
。。。。。
すみません。嘘をつきました。

吐くまで飲んでいました。
。。。。。。。
すみません。またまた嘘をつきました。

吐きながら飲んでいました。
(笑)(笑)

若いって素敵ですね!!
(笑)

一番よく飲んでいたころでしたら、一軒目でタラフク食べてタラフク飲んで、そのままそのお店で一回目のリバースをしていました。
タラフクって言ってもよくわからないですよね。
今言うタラフクは、一般的な焼き鳥屋さんに行ってお腹いっぱい食べて飲んで1人だいたい3000~3500円くらいのところを、1人で10000円を軽く超えていました。(笑)
いやー食べる食べる。それ以上に飲む飲む(苦笑)

で、一軒目でタラフク食べて飲んでお店のトイレでリバースして、二件目に行ってタラフク飲んでリバースして、リバースしてお腹が空いてるので三軒目でタラフク食べて飲んで。。。。みたいなことを延々繰り返していました(笑)
アホですよね(汗)
そしてその当時は、大体最後の締めは明け方まで開いているお蕎麦屋さんに行って、ニシン蕎麦を食べて帰るっていうのがお決まりのコースになっていました。

ええ、ご想像の通りです。
ニシン蕎麦を食べてそのお店のトイレでリバースするか、ホテルに戻ってシャワー浴びながら吐きたくなってリバースするか、ほぼしていました(笑)
食べ過ぎと飲みすぎの最上級です。すみません。。。

 

で、ある日、京都に行ってお昼に蕎麦屋さんに入ってニシン蕎麦を食べたのですが、蕎麦を全部食べ終わる前にムッチャ気分が悪くなってきてトイレに行きました。
はい。完全リバースです(笑)
アルコール類は全く飲んでいません。蕎麦も普通にニシン蕎麦1杯だけです。

なので、「あ~体調悪いのかなぁ。。今日は早く寝ようっと」くらいに思っていました。

そしてそれから忘れるほど暫く経った頃に、蕎麦屋さんでニシン蕎麦を注文したのですが、またもや気分が悪くなってトイレでリバースしちゃったのです。
全然元気ですし普通なのに、急に吐き気に襲われたのです。

そうなんです。
わたし、ニシン蕎麦を食べる=リバースする という刷り込みができちゃったようなのです。。。

蕎麦は大好きなので、良く食べに行きます。
ニシンも単体で食べてもリバースはしません。

パブロフの犬じゃないですが、どうやらニシン蕎麦にリバーススイッチが出来ちゃったようなんです。
その後2~3度、ニシン蕎麦を食べたのですが、見事なまでの条件反射でした。(笑)(笑)

なのでそれ以来ニシン蕎麦は日頃は避けるようにしています。
嫌いじゃないんですよ(笑)
たぶんあの当時からだいぶん日が経っているので、今はもうリバーススイッチは無くなっていると思うのですが、ニシン蕎麦はそれ以来食べていません(笑)(笑)

そんな酸っぱい若かりし日々を思い出した「にしん蕎麦物語」でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。