マスコミが取り上げないといけないのは、ソコではないだろう・・と思うのは私だけでしょうか

巨人の坂本勇人選手の申告漏れのニュースを見て
東京国税局のさる関係者って。。
物事の本質を大切にしないといけない

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

昨日ネットでニュースを見ていて、ものすごい違和感と「いやそうじゃないだろう。。」って思った部分があったので、今日はその事について取り上げたいと思います。

巨人の坂本勇人選手の申告漏れのニュースを見て

昨夜ネットでニュースを斜め読みしてる時に、ふと巨人の坂本勇人選手1億円申告漏れというタイトルが目に止まり、記事を読んでみました。
結論から言えば、毎年2000万の飲食費を経費として計上していて、これが税務署から指摘され、5年遡って1億円の申告もれとして指摘されているというものでした。

はっきり言います。私は坂本選手が、いくら稼いでいようと興味はありませんし、そのお金をどこで使っていようと気にもなりません。ましてや意図して脱税していようと思い違いのミスであろうと、全く興味ありません。
だってそもそも人の申告や色恋や家庭のことに興味なんて全くないし、勝手にすれば良いことですから。
なのでこの記事で私が気になったのはそこではありません。

東京国税局のさる関係者って。。

私がこの記事で気になったのは「ココ」です。

東京国税局の“さる関係者“って（笑）

いやこんな情報、捜査に関わっている人じゃないと知り得ないことだと思うのです。そして国税局の人って「守秘義務」ってあるんじゃないんですか。
そして捜査に関わっていない人であっても、捜査に関わっている人から仮にそういう情報を耳にしたとしても、その情報を漏らしたらあかんの違うかと思うんです。

物事の本質を大切にしないといけない

坂本選手が1億円脱税しようと高級なお店で飲食しようと、日本の根幹には1mmも影響ないことだと思います。しかし、こういう捜査情報のようなものが流出する、それも「東京国税局のさる関係者」として明記されている形でマスコミや報道に流れているって、国の根幹を揺るがしかねないことだと私は思うのです。

こういう捜査に関わる職場にいる人の守秘義務ってどうなっているのでしょう。そしてそれを重く捉えないマスコミってどうなんでしょう。
芸能やスポーツネタだから良いやんでは、よろしくないと思うのです。そんな考え方をしていたら、じゃあコレもいいやん、だったらそれもイイんじゃないって、ケジメも決まりもなし崩しになっていってしまうと思うのです。

ペンは剣よりも強しとか、報道は正義の一翼を担っているなんていうのだったら、まずそこ突っ込まないといけないと思うし、その情報が漏れた経路を明確にして、２度と情報漏洩や守秘義務に反することが起こらないようにすることこそが、報道やマスコミの果たすべき役割ではないのかと思うのです。

脱税や浮気や恋愛や、そんなどうでもイイようなことに目くじら立てるのではなく、国の根幹を脅かす可能性のあることにこそ目くじらレベルではなく本気で取り組むようにしないといけないんじゃないかなぁと、私は思うのです。

内藤正風PROFILE

内藤正風

平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。