本当に大切なのはそこじゃない!文春の河野太郎氏の記事では今回のニュースの一番大切な部分が取り上げられていない
おはようございます、内藤正風です。
昨日ニュースをネットでチェックしていて、「いやいや、そうじゃないだろう!!」って思うことがあったので、今日のBlogネタにしてみました。
昨日の河野太郎大臣のニュースをご覧になりましたか
皆さんは昨日の河野太郎大臣のニュースをご覧になられましたでしょうか。
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https://bunshun.jp/articles/-/48318
河野大臣のパワハラって切り口で取り上げられているのですが、このニュースの本当の問題点はそこではないと私は思います。
河野大臣の行動がパワハラに当たるかどうかは、これから関係各所や専門家がゆっくりと判断をしてゆけばよい事でしょう。
しかしこのニュースが、なぜ「文春」の手に入っているのか、そしてなぜ録音テープまであるのかこそが一番の問題点だと私は思いますし、早急な改善を行なわなければならない事だと思います。
官公庁に守秘義務はないのか
文春の記事によると、
資源エネルギー庁の幹部職員にパワハラを行った疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。
会議には河野氏のほか、内閣府の山田正人参事官と、エネ庁の山下隆一次長、小澤典明統括調整官の3名が参加した。「週刊文春」はこの会議の様子を録音した約28分間の音声を入手。河野氏が山下氏と小澤氏を大声で怒鳴りつける様子が収録されていた。
と書かれています。
という事は、文春に持ち込まれたこの録音テープは、その会議の出席者、すなわち資源エネルギー庁の山下隆一次長、小澤典明統括調整官、内閣府の山田正人参事官、河野太郎大臣、そしてそこに同席していた人のうちの誰かが録音して、持ち出したという事になります。
出席者は全員、官公庁なり政府なりの人間ばかりです。そういう人たちが公開の会議ではなく非公開の会議を行なっているのにその内容が口伝とかではなくテープで録音されて持ち出されているだなんて、官公庁の人たちには守秘義務ってないのでしょうか。
官公庁がこんな状態で日本は大丈夫なのか
官公庁って国の大切なことを取り扱っている機関です。そんなところから会議の内容や会議を録音したテープが流出するだなんて、絶対にあってはならない事です。
特別秘密保護法案やスパイ防止法がどうのこうのなんていう前に、そもそもの問題として職務を通じて知った情報について官公庁の職員には厳格なる守秘義務を課すべきでしょうし、守ることが出来なかった職員には法律をもって厳罰を科すべきものだと私は思います。
一般企業でも、従業員が会社の事について何でもかんでも漏洩しまくったら、進退に関わってくる問題のはずです。
それが官公庁なんかになってきたら国家存亡にかかわるような重大事も扱っているのですから、そんなところから壊れた蛇口みたいに洩れたい放題では、日本はそもそも大丈夫なのかと思います。
この情報を漏らした職員は、即刻厳罰を科してもらいたい
うちみたいなどうでもよいいけばなの流派でも、会議の内容について決定事項以外は一切の口外を禁止となっていますし、このルールを守れなかった役員は即座に役員から外れて頂くことになっています。
それが今回の事は国の中枢である官公庁レベルなのですから、この情報を漏らした職員は絶対に見つけ出していただき厳罰に処すとともに、今後こう言うことをしようと思う輩が二度と出てこない厳格なルール作りを行なってもらいたいものだと思います。
日本は資本主義国家であり民主主義の国です。
独裁国家や非民主主義国家などのように密告社会にならないようにしないと、安心して過ごすことが出来なくなっちゃいます。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。