この歌ご存じですか?こんなに素敵な歌をもしかしてもう学校では習わなくなってしまったのでしょうか

こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

今日は終日、光風流本部いけばな教室でお稽古日だったのですが、お稽古に来られている生徒さんと話をしていてビックリしたことが有りましたので、今日はその事について書きたいと思います。

皆さんはご存じですか?

今日お稽古をしている時の雑談で、何からそんな話になったのかは全く覚えていないのですが、「日の丸の旗の歌ありますよね」っていったら「君が代ですか?」って言われたので、いや「♫きみが~あ~よ~お~は~♫」ってのではなく、「♫し~ろ~じ~に~あ~か~く~♫」って歌ですって言ったら、「へ?????」って反応が返ってきたのです。
で、よくよく聞いてみると、全くご存じなかったのです。

世代で言うと40前後の方なんですが、その世代の皆さんって「日の丸の旗」を学校で歌ったりされていません?
ってか今はもうこの歌、学校で習わないのでしょうか。

国旗「日の丸」や国歌「君が代」について

「日の丸」「君が代」の議論が色んな所で色んな機会にされています。特に卒業式や入学式のシーズンになると、ニュースに取り上げられる機会が多くなると思います。
ちなみに私は「日の丸」は国旗、「君が代」は国歌だと思っています。
だって日本人ですから。日本に生まれて良かったと思っていますし、日本人であることに誇りを持っています。

先日のWBCの時にはスタンドで大きな日の丸や小さな日の丸が降られていましたし、君が代も流れていました。オリンピックの時にも日の丸が掲揚されて君が代が流れるとみんな喜ぶのに、そうじゃない機会にはなぜ議論になるのでしょうか?
私にはわかりません。
世界の国々が「日の丸」を見たら日本を思い、「君が代」を聞くと日本を思うのに、なぜ当の日本人が「日の丸」「君が代」をとやかく言わないといけないのでしょうか。

「日の丸」と「君が代」を第二次大戦に結びつける人がありますが、そんなものは無理やりなこじつけであり詭弁でしかないと私は思っています。それに、そもそも日本がどんな旗を国旗に使おうと、外国からとやかく言われる筋合いなんて全く無いとも思います。
そんなに「日の丸」と「君が代」が気に入らないのならば、そもそも日本から出て違う国に行かれたら良いんじゃないかとも思います。(笑)

世界の中の日本になりたければ、自国の文化の理解と誇りが一番大切です

世界に通用する人材の育成とかって言いながら、日本の文化や歴史をちゃんと伝えずに、その上に国旗や国歌を大切にせずに、世界に通用する国際人なんて育てられるはずが有りません。

英語なんてしゃべる事が出来なくても、外国で軽蔑なんてされません。
しかし自国の文化を紹介する事ができなかったり、自国の文化に誇りを持っていない人間は、海外に出たら確実に軽んじられます。
私はそういう場面に何度も会いましたし、そのたびに「いけばな」のお蔭で、軽んじられずに済むどころか、とても丁重な扱いをして頂いた経験が何度もあります。

自分の国の文化をしっかりと学ぶ。
自分の国に誇りを持つ。
自分の国を大切にする。
そんな人間で私は居たいと思います。そして日の丸も大切にしたいと思います。

という事で、「日の丸の旗」の歌をアップしておきますので、知らない人は是非ともお聞きください。知っている人は久しぶりに聞いて懐かしんでください。最近聞かれた人は一緒に歌ってください。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。