いけばな展の生け込みって、無茶苦茶楽しくて大好きなんです。

こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。

今日は明日・明後日と開催する「選抜作家いけばな展」の生け込みでした。

生け込みっていうのは、いけばな展を開催する会場で作品を生けて作り上げる作業のことをいいます。
私はこの生け込みって大好きなんです。

生け込みって非日常なのです

これまでに書いたことがある様に、生け込みをしている時の会場の熱気、人の喧騒、活気、もう本当にテンション一気にMAX!!って感じになるのです。
小さい子どもが、家に人が沢山きたら、テンションあがってしまって頭パーンいってしまっているあんな感じかもしれません。(汗)
まあ単に子どもの頃から成長していないだけなのかもしれないですが(笑)(笑)

そして、もう一つ好きな理由があります。
それは「生け込みをしている時の集中した感じ」が大好きなんです。

作品を生ける時って、完全にそれだけに集中しています。
もうどっぷりとその中に浸かりこんでるって感じです。
なので一人語を言っていたり、鼻歌歌っていたり、睨みつけるような表情していたり、自分では全く分からないのですが、周りで見ている人間によると、こんなことしながらお花生けているらしいです。

こういう自分でもわからないくらいに集中するなんてことは、日常生活の中では全くないです。
このシューってその中に入りこんでいる感じが、たまらなく気持ちいいのです。

今日もこんな感じで生けていたそうです。

IMG_1929作品は見せません。
だって、まずは見に来てくれた皆さんに楽しんでもらいたいから。

この写真を撮ってくださっていたことすら全く知りませんでした(^^;

生け込みは、段取り八分でその成否が決まります

今日の生け込みも、本っっっっ当~~に楽しかったです。

事前の準備では、腕がこんなになったり、、、

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指がこんなになったりしながら、、、

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下準備を行いましたが、そのおかげで今日もとても楽しい生け込みをする事が出来ました。

もちろん今日の生け込みでは、花ハサミはもちろんですが皮の手袋も十分活用してきました。

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それでも腕には傷がつくし、指とか刺すしでしたけどね。

こんな作品にもし興味がおありでしたら、明日と明後日、兵庫県公館で開催していますので、是非お越しください。

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会場にてお待ちしています(^^)b

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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