令和5年光風流カレンダー「古(いにしえ)の歌に想う」の2月作品と写真撮影風景を紹介します
こんにちは、内藤正風です。
今日は2月1日。1月は「行く」という言葉のように、はや2月になったのかと改めて思っています。この調子だと2月は「逃げる」と言われる言葉の通り、あっという間に過ぎてゆくのでしょうか。
今年の光風流カレンダーは和歌をテーマにしています
光風流の今年のカレンダーのテーマは、「古(いにしえ)の歌に想う」です。
和歌と聞くと自分たちの生活には関係ないように思われる方が多いかもしれません。しかし和歌は日本の文化にとってその大元になるものと言っても過言ではありません。
例えば色紙や短冊は、和歌をしたためるときには不可欠です。書道は和歌を詠んだ時に記録するためには不可欠です。日本語がこんなに情緒に溢れた言語になったのも和歌を詠むために必要だったともいえるでしょう。この様に挙げればきりがなく、日本文化における縦糸は和歌だという事が出来るのです。
なので私たちの日常生活の中には、和歌からの影響が有形無形そして大小問わず、必ずあるのです。
そんな和歌を皆様に少しでも身近に感じて頂きたいと思い、今年の光風流カレンダーではこの様なテーマに致しました。
2月の光風流カレンダーの作品
それでは2月のカレンダー作品を紹介させていただきます。
◇作者
大塚 粛甫
◇和歌
きみならで 誰かに見せん梅の花 色をも香をも知る人ぞ知る
◇花材
ウメ
◇花態
生花
◇花器
薄端
◇敷板
足付き花台
この作品を生けた大塚粛甫様から、作品についての一言と生け込み&撮影風景
この作品を生けられた大塚粛甫様からの作品についての一言と、スタジオで写真撮影のためにカレンダーの作品を制作されている様子もあわせてご紹介させて頂きます。
音が出ますのでボリュームにはご注意ください。
YouTubeでは色々な動画のアップも行っていますので、よければ「チャンネル登録」や「高評価」していただければ嬉しいです。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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