選挙になるといつも目にする野党の ”消費税廃止” の公約を見て思った、反対だけならだれでもできるし、それは責任ある行動とは言わないという事
目次
こんにちは、内藤正風です。
参議院選挙が6月22日(水)に公示され、投票日が7月10日(日)になりましたね。
ところで選挙が始まるといつも思う事があるので、今日はそんなことについて書きたいと思います。
選挙になるといつも感じる「反対だけならだれでもできる」という事
選挙になると野党の公約に「消費税廃止」っていつも入っていますよね。私はこの公約を見た段階で、「あ~この政党は駄目だな」って思っています。
だって、消費税を反対して無くしたら、その事によって確実に国のお金は足りなくなるわけです。なのに消費税に変わる財源をどうするのかという事を明確にしていなかったり、政治の素人の私が見ても「それは明らかに財源には足りない方法と思われるので無理だよね」というような絵に描いた餅を見せられても、逆にこの政党は信頼できないと感じる要因にしかならないからです。
すなわち「反対だけならだれでもできる」ということです。
反対するという行為自体には、何の意味も意義もない
何か物事を行なう時に、賛成と反対があるのは普通の事です。なので賛成だから良くて反対だからダメとかってことを言っているのではありません。
私がここで重要に思うのは、反対するならば ”どこに” ”どのような問題” があり、そしてその問題を解決するためには ”どのような手” を打てばよいのか代案を示すという事なのです。
先にも書いたように反対だけならば誰でもできます。1歳になるかならないかの子供でもイヤイヤ期には反対しまくりです。
(笑)
そうなんです。反対は何も考えなくても出来るのです。
なので反対するという行為自体には、何の意味も意義もないと言って差し支えないと私は思っています。
反対には対案としての意見が無ければ意味がない
現状を良くしたり少しでの前に進むことが出来るようにしてゆこうと思うのならば、改善や改革、そして新しい事への挑戦が必要になります。そういう中で、賛成と反対が意見としてあるのは当然のことです。
そしてここで重要なのは、反対意見が代案としてのものでなければならないという事です。
すなわち「その方法(あるいは考えかた)では、◆◆な部分に△△な問題があると思うので、○○な方法をとっていったほうが良いと思う。」という対案としての意見ですね。
そうする事によってはじめて意見と意見の比較検討をすることが出来る様になったり、色んな考え方の良いとこどりをするような思考の化学変化を起こすことが出来るようになると思うのです。
正しい判断をするには、沢山の情報と沢山の対案が不可欠です
私は、光風流の会議では、どんどん意見を出していただかなければ会議に出席して頂いている意味がないと思っています。そしてイエスマンも必要ないと思っています。
だって意見を言わない人やイエスマンに囲まれて会議をするのだったら、1人で考えて決めればいいのですから。
色んな考え方や価値観が会議のテーブルに乗るからこそ、より正しい判断をすることが出来るのですし、会議において正解を求めようとするのではなく最適解を見つけることが出来るようになると思うのです。
正しい判断を行なうには、沢山の情報と沢山の対案が不可欠だと私は考えており、そういうことを選挙の時には改めて思う機会になっています。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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