「会議のための会議」にならないようにするために自分でまずできる事は、困ったことや不便なことに取組み自身をまず成長させることです

こんばんは、内藤正風です。

今日は光風流のSNS委員会に立ち会ったのですが、とても学びの多い機会になりましたので、今日のBlogではそんなことを紹介させていただこうと思います。。

会議の為の会議にならない様に

私は会議を行なう時にいつも心掛けていることがあります。それは「会議の為の会議にならないようにする」という事です。

皆さん経験ありませんか、この会議って何のために集まっているのだろうって会議。
連絡事項だけで終始している会議とか、誰か1人がず~っとしゃべっていてその人の自己満でしかないような会議とか、何ひとつも決定せずに時間だけが過ぎて行っている会議とか。。。。。
こういう会議って出席すると、「時間を無駄にしたなぁ。。」って気持ちしか残らず、悲しくなっちゃいます。

なので基本的に会議が終わった時に、学びや気付きがあったなぁとか、新しい事が決まって良かったなぁとか、楽しみが1つ増えたなぁというようなことが、会議に参加された全ての方にあるようにしたいと思っているのです。

会議に参加していて発言しないなら参加する必要がない

そしてもう1つ、会議のための会議にならないようにするために大切だと私が思っているのは「必ず発言をする」という事です。
だって一言も発言せずに会議で皆さんの発言を聞いているだけならば、そこにいなくても後で録画を見ていても同じですよね。なんならzoomとかで参加して聞いていてもらっても良いし、録画なら2倍速くらいで再生すれば時間の短縮になるのですから。

会議になぜ何人かの人が集まっているのか、それは人は10人いれば10通りの考え方があるのが普通ですので、それぞれの方の意見を聞かせて頂くことで沢山の選択肢が生まれ、よりベストな決定をすることが出来るようになるからです。
自分の考えをシッカリと発言して頂く。そして出た意見に賛成なら賛成で、なぜ賛成なのか自分の考えをちゃんと言ってもらいたいのです。

なので私は、会議に出ていて発言をしないというのは「罪」だと思っているのです。

経験に基づいた発言ほど役立つものはない

私は経験に基づいた情報こそが役立つものだと思っていますし、そしてここでいう経験とは、成功だけではなく失敗もプラス1として積み重なっていると考えています。

人は経験というと成功の方に目が行きがちですが、実は成功の経験からの学びってほとんど役に立ちません。それは古来からよく言われているように、成功に理由のない成功はあるが失敗に理由のない失敗は無いという事です。
なので沢山の失敗をしている人は言葉に重みがありますし、お話を聞いていて気付きや学びを得る事が出来るポイントがとても沢山あります。
そしてそれは受け手のレベルによって同じ話を聞いていても、全く違う気付きや学びを得る事が出来るという言うなれば無双状態の金言という事が出来るものになるのです。

貴方はギブ&テイクが出来ていますか

定期的な会議がある場合に私は、「前回の会議よりも1mmでも自分の進歩進化成長が出来ているか」という事を意識します。
なぜならそれは、会議に出ていていつもなにも何も役立つ情報を話すことが出来ていなかったり、逆に自分ばかりがみんなに情報発信をしていたりという状態が続いたら、きっと魅力を感じなくなってしまうだろうなぁと思うからです。

自分の学びや気付きや経験を皆さんに披露する、そして皆さんからも何かしらの学びや気付きを得る、そうなってこそその場所が魅力ある場所と思えるようになるのでしょうし、価値ある時間だったなぁと思えるようになると思うのです。
ギブギブギブやテイクテイクテイクは長続きしませんよね。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。