いけばなの作品作りには色々なパターンがあります。10月の光風流カレンダーの作品は、器に一目惚れした瞬間からその物語は始まっていたのです

こんにちは、内藤正風です。

昨日から大丸ミュージアム神戸を会場に「兵庫県いけばな展」を開催しています。
本日、私は外せない所用につき、いけばな展の会場は不在にしております。

 

いけばなの作品作りには色々なパターンがあります

現在開催中の兵庫県いけばな展の作品作りもそうですが、いけばなの作品作りには色々なパターンがあります。

例えば、自分の思いついたイメージを形にしてゆくパターン。
この材料を使いたいというところから作品にしてゆくパターン。
あるいは使いたい器があり、その器に合わせてイメージを作りあげてゆくパターン。
他にもパターンがありますが、今月の光風流のカレンダーは花器に惚れ込んで「この器に生けたい!!」ていう強い思いが形になった作品です。

10月の光風流カレンダーの作品作りは、一目惚れから始まりました

今月の光風流カレンダーの作品は「籠」を使われた作品です。

 

◇作者
徳永 扶季甫

◇花材
ヤブサンザシ(藪山査子)、リンドウ(竜胆)、ホトトギス(杜鵑)、ソリダコ

◇花器
手付き籠

◇花態
投入 斜生体

この作品を生けられた徳永扶季甫さんから、作品についての一言

今年は光風流創流60周年。
私も光風流と同じく今年還暦を迎えまして、この節目の年にこのようにしてカレンダーの作品を担当する事が出来ますことを大変嬉しく思っています。

この「籠」の花器は私が一目惚れして購入していた花器でして、それに秋らしいお花を生けることが出来ました。
皆さんごゆっくりご覧ください。

徳永扶季甫さんの生け込み風景を紹介します

徳永扶季甫さんの生け込み風景です。
いけばなのカレンダーと聞くと、真剣でピンと張りつめた空気感を想像される方もおられるかと思いますが、実はとても和気あいあいとした中で進んで行っているので、そんな撮影の様子を動画でご覧ください。

音が出ますのでボリュームにはご注意くださいね。
ご覧頂いたらチャンネル登録と高評価をしていただければ、嬉しいです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。