魂の書家とコラボレーションしたら、化学変化が起こって無茶苦茶に熱くなっています

こんにちは、内藤正風です。

いよいよ光風流いけばな展に向けて、最後のお稽古日となりました。
明日はいよいよ15時から20時まで「生け込みLIVE」となります。

 

今日のお稽古は最終確認って感じです

今日は朝からいけばな展の作品作りで皆さんお越しになられていますが、正確には作品の最終チェックにお越しになられていると言った方が正しいです。
だって今から作品作り初めても、全く間に合わないですもん。(笑)

そんな中で今日の午前中には、書家の方とコラボする作品を作られている皆さんもお越しになられました。

書家 ごとうみのる氏

「見た人が笑顔になる書」。ごとうみのる氏が書かれる「書」をこのように感じている方は多いと思います。
それは場所や人に合わせてインスピレーションで書かれる「文字」に同氏の魂が宿り、その魂が人から人に伝わってゆくからだと思います。

「いけばな」にも場所や機会に合わせて生ける即興性があります。そんな両者だからこそ生み出す事ができる「いけばな」の新しい魅力を表現したいと思い、この度のコラボレーションが実現しました。

▽ごとうみのる氏のホームページはこちら
https:// www.oreminoru.com

魂とエネルギーが混じり合って、化学変化が起こります

ごとうみのる氏の魂と、そして光風流の皆さんのエネルギーが混じり合って科学変化を起こしています。
私のイメージでは、子供の頃に読んだ「ちびくろサンボ」の絵本の中にあった、トラがぐるぐる回って溶けてバターになっちゃったシーンのように、魂の書とエネルギーのいけばなが混ざり合って融合して新しいものが出来上がっています。

ちなみにこの「ちびくろサンボ」の絵本は、黒人の公民権運動の始まりから世界中で徐々に出版がされなくなって、日本でも今は売られていないそうですので、この本知っている人はそれなりのお年って事になりますね。

化学変化発生前夜の “熱さ“ をご覧ください

ごとうみのる氏は明日の「いけばなLIVE」において会場で即興で「書」を書いてくださるようになっており、その意味においても今日は火山が噴火する直前のマグマが煮えたぎっている状態のようになっている中でのお稽古になりました。

そんな噴火寸前の熱い作品作りの様子を、動画でご覧ください。

明日から3日間、どうぞお楽しみに

光風流いけばな展はコロナ禍での開催ですので、会場にお越しになられなくても楽しんで頂く事が出来るように、動画やSNSなどを使ってどんどん配信してゆきます。

こんなご時世なのでチョット。。。と思われる方は、動画やSNSでお楽しみくださいね。

もちろん私は、会場で皆さんのお越しをお待ちしております。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。