神戸新聞の14面にある「発言」に、光風流いけばな展についての嬉しい投稿が記事となって掲載されました

こんにちは。内藤正風です。

今日はパソコンの前でブログを書いています。
先週土曜日からず~っと出かけてばかりで毎日バスの中でブログを書いていたので、パソコンでブログを書くだけでなんか新しい気分がしています。

今日の神戸新聞に、先日の「光風流いけばな展」にお越しくださった方の投稿が記事として掲載されています

今日の神戸新聞に、先日開催した「光風流いけばな展」にお越し下さった方の投稿が記事となって掲載されました。

 

いけばな展にお越しくださった感想を、記事として目にすることはほとんどありません

いけばな展を開催すると、ご来場くださった方からの感想を会話の中でお聞きしたり、流派の人たちからの感想として耳にしたりすることは日常なのですが、こんな風に新聞記事になって目にすることは少ないので、とても新鮮ですし凄く嬉しく感じています。

特にこの方はいけばな展をご覧くださっただけではなく、いけばな展の中で開催した体験教室にもご参加下さり感想を書いてくださっているので、そこまで私どものいけばな展を満喫して下さって本当にうれしく思いますし、感謝しています。

体験教室では「いけばなの楽しさ」をお伝えしたい

今年の光風流いけばな展では「いけばな体験教室」も開催しました。最近の光風流いけばな展では体験教室を合わせて開催しているのですが、これはいけばなの楽しさを皆さんにお伝えしたいからです。

いけばなって聞くと、格式高いとか、厳しいとか、難しいとかっていうイメージを持たれている人が結構多いです。
中には「間違えたら竹の物差しでピシって手を叩かれるのですか?」とか、「お稽古は着物なんでしょう?」とか、「大きなお庭のあるお家に住まれているのでしょ?」とか、「いつもお弟子さんが周りにおられるのでしょう?」とか言われる方がありますが、そんなことは一切ありません!!!
それ全て、テレビのサスペンスドラマとかの話ですから~。
(笑)

お花を器に1輪挿せば、それが「いけばな」なんです。
お花が好きだからお部屋に飾りたいとか、お部屋を豊かな空間にしようとか、来られるお客様の目を楽しませようとか、その心をもってお花を生ければ広い意味での「いけばな」なのです。

ただそんな「お花を挿す」という行為も、全くしたことのない方からするとハードルが高かったりするんじゃないかと思うのです。
なのでそんな一歩を気軽に踏み出して頂く入り口になることが出来ればと、私は思っています。

「光風流いけばな展」も「いけばな体験教室」も来られた皆さんに楽しんで頂くために開催しています

光風流いけばな展は単なるお稽古の成果を発表するだけの場ではありません。
私が考える光風流いけばな展は、私たちの日頃のお稽古で培ったものを土台にしながら、色々な挑戦をしたりする場だと思っています。

これまでにしたことのない生け方に挑戦する、これまでに使ったことのない器に生けてみる、自分の中の未知に挑戦する場、それが光風流いけばな展なのです。

だからこそお越しくださった皆さんも、「今度はどんな作品があるのかな」と思ってワクワクしながらお越しいただくことが出来ると思うのです。そして実際に会場で展示している作品を見ながら何かを感じたり時には感動して下さることが出来るのだと思います。

その意味でいうならば「光風流いけばな展」も「いけばな体験教室」も、お越しくださった皆さんに楽しんで頂く事が何よりの目的なのです。

そんなことを今回の投稿の記事を読ませて頂きながら改めて思いましたし、もっともっと研鑽を積むと共に、このいけばなの楽しみをもっと多くの皆さんに伝えると共に仲間を増やすことが出来るようにしていきたいと心を強くしました。

投稿して下さった遠藤真奈美さん、本当にありがとうございました!!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。