「光風流いけばな展」がいよいよ今週末となりました。今年のいけばな展の特徴でもある「額縁型の花席」に生ける作品の準備も仕上がってきましたよ

こんばんは。内藤正風です。

今日は朝から晩までフルに教室を行なって、気が付いたらこんな時間。
それはなぜかというと、今週末の10月19日(土)~20日(日)に開催する「光風流いけばな展」の作品の準備に皆さんお越しになられたからです。

そんな今年のいけばな展の特徴は「額縁型の花席」にお花を生けるです。

今年の光風流いけばな展のテーマは「光風美術館 キャンバスからのメッセージ」です

今年の「光風流いけばな展」は、今週末の10月19日(土)~20日(日)に開催します。

 

この度のいけばな展は「光風美術館 キャンバスからのメッセージ」のテーマで開催します。

”キャンバス”という言葉にあります様に、この度のいけばな展では「額縁型の花席」をつかって”お花を生け”、”作品を展示”します。
そう!絵画を描くように”いけばな”を生けて、新しい可能性に挑戦したいと思っています。

「額物型」の花席ってこんなのです

この度のいけばな展の一番の特徴でもある「額縁型の花席」はこんな風なものになります。

 

これまでに私のブログでも「額縁型の花席」を何度か紹介させていただいていますが、文字でいくら「額縁型の花席」なんて書いていてもイメージが伝わりにくかったり連想しにくかっただろうと思いますが、この写真を見て頂ければ一目瞭然ですよね。

額縁型っていっても、テーブルで写真を飾ったり賞状を飾ったりするような額縁とは全然大きさが違います。
大きなものは人間の身長よりも大きいのです。

皆さんが展示される作品の準備も順調に進んでします

ちなみに今日は、この度のいけばな展に作品を展示してくださる皆さんが朝一番から本部いけばな教室にお越しになられて、作品準備の最終段階を行なわれました。

皆さん作品作りの最終段階なので、真剣です。

 

知らない人がこの写真だけパッと見たら、大工の「棟梁」の佇まいを感じるかもしれないスナップですが、私のお気に入りの1枚です。

 

作品が完成してお茶を飲んでいる人 & 作品作り真っ只中の人。この対比も好きだな~。

 

作品の下生けが完了して、写真に収められている後ろ姿も私の好きな風景です。

 

やっぱり一番好きなのは、黙々と作品と向き合っている姿や作品を見つめる目です。

 

光風流いけばな展に向けてラストスパートです

光風流いけばな展も今週末の開催となり、こんな風にして「額縁型の花席」に生ける作品もどんどん出来上がってきて、全員がラストスパートに入りました。

今週末は「イオンモール加西北条」にて、皆さんのお越しをお待ちいたしております。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。