夏の暑い時期にお花を長持ちさせる一番の方法は「水替え」です。けれどこの水替えが面倒だって方に、 ”超絶” 簡単に水替えが完了する方法をお教えします
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ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
昨日のブログ「今年の後半を充実した半年にしたいと思うならば、玄関にお花を飾ると ”陽の気” を引き寄せて幸せを呼び込んでくれます」の中で、生のお花を飾ると良い運気に満たされるという事を書いたのですが、このブログをお読みくださった方から、「夏って水替えが大変なので・・・」ってお話をお聞きしました。
確かにこれだけ暑いと、折角お花を飾っていても、日持ちしにくくて残念な気持ちになっちゃったりしますよね。けれど実は、誰にでも今日からすぐに出来る「 ”超絶” 簡単お花長持ち法」が有りますので、こちらをご紹介させて頂きたいと思います。
お花はなぜ ”夏” に日持ちしないのか
お花に限らず動物や植物は、基本的に気温が高くなると細胞活動が活発になり、逆に気温が低くなると細胞活動がゆっくりになります。この事によりお花が夏には細胞活動が活発なので早くお花が咲き、冬には蕾がなかなか開かないという現象に繋がっています。
しかしここで注意していただきたいのは、細胞活動が活発になるのはお花が早く傷むのと直接関係している事ではありません。「暑い=お花が早く傷む」 ではないのです。
ココはよく勘違いしてしまうのですが、細胞活動が活発なのは成長のスピードが速いだけで、イコール ”傷む” ではないということなのです。
ではなぜ夏にはお花が早く傷んでしまうのかというと、それは、お水が傷んでいるからなのです。
お水が傷むとなぜお花が長持ちしないのか
植物は切り取った瞬間から ”お水” がないと生きて行く事が出来ません。すなわち ”お水” がライフラインの全てだといっても過言ではないのです。
ところがこの ”お水” は、汲み置きした瞬間から劣化が始まります。すなわち傷みはじめているのです。
お水が傷むとどうなっているかというと、お水の中にバクテリアや雑菌が繁殖します。
そしてこのお水の中の雑菌やバクテリアのせいで、お花が長持ちしなくなっているのです。
お水に雑菌やバクテリアが繁殖するとお花が長持ちしなくなるメカニズム
たとえば薔薇やガーベラは、花の付け根で萎れたようになって首が下がってしまう ”ベントネック” という症状がよく起こりますが、これには2つの原因があります。
1つはお水の中のバクテリアを吸い上げる事によって、お花の首の部分にバクテリアが到達してその影響で弱ってしまい、首の部分が傷んでしまうのです。
もう1つは、根元の切り口が水の中に発生した不純物で詰まってしまい、水を十分に吸い上げる事が出来亡くなってしまい傷んでしまうのです。
上記以外にも水揚げがちゃんとできていないということも原因にありますが、今回のお話とは直接関係がないので省きます。
つまり他のお花も同じ事で、お花が傷む一番の原因は「お水の傷み」なんです。
「お水」を綺麗な状態で維持するには
お水を傷みにくくする方法として、漂白剤や洗剤をお水に入れるとか、十円玉をお水に入れるとか、氷を入れるとか豆知識として言われていますが、ハッキリ言ってこの全てがほぼ効果はありません。
たしかに、何もしないよりはいくらかは日持ちするかもしれませんが、それ以上のスピードでお水は傷んでいっています。
なのでちまたで言われているお水を長持ちさせる豆知識の方法は、効果を見込む事が出来ないとハッキリと断言できるのです。
ではお水が傷まないようにする方法は全くないのかと言うとそうではありません。たった1つだけ効果のある方法があります。
それは、毎日お水を替える事です。
お水は傷みます。特に1年のうちで一番暑い今の時期には、朝汲んだお水でも夜には浮遊物が見受けられたりします。なので毎日お水を変えてあげてください。
毎日お水を替えるとどのくらい効果があるかというと、これまで2~3日ほどしか持たなかったお花が少なくとも1週間は日持ちするようになります。
ええ、私の経験です。品物によってはもっと日持ちするようになるものもありますよ。
毎日の水替えが楽になるアイデア
水替えをしたら良いと分かっていても、毎日水替えをいざやろうと思ったらかなりの気合が必要になっちゃいますよね。だって、一度お花を抜いてお水を変えて、もう一度お花を生けるって、それだけでも結構な労力と時間が必要になっちゃいます。
なので水替えを簡単に手軽に出来るようにするためには、暑い時期は生けるお花の本数を減らしましょう!!!
5本も6本も挿さなくていいです。2~3本で十分です。なんなら1本で良いんです。
お花が沢山挿してあるから水替えを大儀に感じるんですよね。
生け直すのに時間がかかる。器の持ち運びが大変。道具とか用意しないといけないから手間がかかる。こういう問題は、お花の本数を思いっきり減らしちゃえば解決するのです。
お稽古されたお花は復習が必要ですから、帰ったら思い出しながら活けてあげましょう。
そうして次の日には、2~3本くらいずつに分けていろんな場所に生け替えたらいいんです。トイレ、洗面、玄関、リビング。
これなら水替えも簡単ですよね。
それでも面倒だっていう方は、一輪挿しだったらどうですか?
器を持って流しや洗面に行って、お花を抜いてお水を捨て、お花を挿して元の場所に戻すだけです。ムッチャ簡単じゃないですか。
洗面や流しや手洗いのすぐ近くにお花を飾るのも、手間を減らす方法です。(笑)
お花がある生活を送ることが重要なのです
お家や職場でお花を飾るということの価値は、お花を目にする事が出来る。お花を愛でる事が出来る。お花のある空間を楽しむ事が出来るっていうことなのです。
豪華に生けてある事でも上手に生けてある事でもありません。
なので、沢山のお花を使った豪華なお花は、また気温が下がってから楽しめばいいじゃないですか。暑い時には暑い時のお花の楽しみ方をすればいいんです。
こうでなければならないって思い込みで、自分の首を絞めてしまっているのです。
小さな壺にお花一輪、これでも素敵な空間を十分に作り上げる事が出来ます。
ぜひやってみてください。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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