私は挑戦している方が大好きですし、無条件に応援したくなります

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

今日はクリスマスイブですね。ご家族と、あるいは彼氏彼女と、大切な時間を過ごされている方も多い事と思います。

さてそんな中、今日は光風流の古参の先生が新しい挑戦をスタートされましたので、ご紹介させていただきたいと思います。

1000杯を達成された姿に、尊敬しかありません

新しい挑戦をスタートされたのは古角君甫先生とおっしゃられる、光風流本部の所在地でもある兵庫県加西市において活躍をなさってくださっている先生です。
この先生は私の父である先代家元の下でいけばなを学び、自身の研鑽だけではなく指導者として光風流を長く支えてきてくださっている方で、喜寿を超え傘寿に近いお歳の先生になります。

そんな先生が2014年2月14日から、お花を生けてブログで公開しながら1000杯の作品を目指すとおっしゃられて、地道にブログをアップなさっていたのですが、先日(2024年12月16日)についに記念すべき1000作品を達成なさいました。

記念すべき1000作目をご覧になりたい方は、こちら⇓⇓⇓をクリックしてください。
https://ameblo.jp/ron-17/entry-12878889450.html?frm_src=thumb_module

1000作品ってすごいですよね。適当に手慰みに生けて自己満足の作品ではないんです。ブログを通じて皆さんにご覧いただく作品を1000作品です。それも2014年2月14日にスタートを切ってから丸10年ですから、時間も手間もものすごいものがあるのはお判りいただけると思います。
もう本当に凄いとしか言いようがありませんし、ただただ尊敬しかありません。古角君甫先生、1000杯達成、本当におめでとうございます。

いくつになっても挑戦をなさる姿が、私たちの良きお手本です

そんな中、昨日のお稽古にお越しくださって、「1000杯を達成したよ~」ってとても素敵な笑顔でお話して下さったので、すごくうれしかったのと共に、ちょっと寂しさを私は感じたのです。それは古角先生のライフワークの一つとして取り組まれていたブログでいけばな作品を皆さんにご覧いただくという事が、終わってしまったという寂しさです。

私は人の姿の中で、何かに挑戦している姿が一番に光り輝いていると思っています。なのでこの古角先生が、1000杯を達成したという満足感や充足感に浸ってしまわれて、挑戦される姿をもう私たちが見ることが出来ないのがものすごく寂しいと共に残念に感じたのです。だっていつまでも挑戦し続けていて頂きたいじゃないですか。

なので私は、その時に古角先生に申し上げたんです。「1000杯というのはもの凄く大きなことです。けれどだからと言って1000杯という頂(いただき)で良しとせずに、これからも挑戦し続けてほしい」と。なのでこれまで百花繚乱ならぬ「千花繚乱」というタイトルをブログに付けておられたのですが、今度は「五千花繚乱」とつけてさらなる頂を目指してくださいとお話させていただきました。

そんな古角先生は、その時には「そんなん命が尽きるまでに達成できない」って仰られていたのですが、なんとなんと今日、5000杯に向けた第一歩を切られたのです。
記念すべき1001杯目の作品はこちら⇓⇓⇓からご覧ください。
https://ameblo.jp/ron-17/

これからも古角君甫先生の作品を、楽しみにしています

これからもいけばなを楽しみ、そしていけばなを通じて挑戦し続ける姿を、私たちに見せ続けてくださるのが本当に嬉しいです。
古角君甫先生、これからもお身体を大切になさっていただき、どんどん作品をブログでご紹介くださるのを楽しみにいたしております。

いやぁ~、本当に嬉しいです。
皆さんもぜひ、古角君甫先生の作品をお楽しみください。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。