緊急事態宣言で延期になっていた「いけばな展」が、ついに開催されることになりました
目次
こんにちは、内藤正風です。
今日は朝から爽やかなお天気で、午前中に開催した役員会も窓全開でむっちゃ気持ちのいい時間になりました。
緊急事態宣言が解除になり色々なものが動き始めました
8月から発出されていた緊急事態宣言が解除になりました。
緊急事態宣言が出されているとイベント的なものは大きな影響を受けます。私ども光風流も8月9月に予定されていたいけばな展は全て中止や延期となり、“いけばな“をおこなっている者が発表の場を失うというとても残念な状況が続いていました。
その様な中、10月1日より緊急事態宣言が解除されましたので、いけばな展だけに限らず色々なものが一気に動き始めました。
おかげで私もあれやこれやと予定が入ってきて嬉しいことではあるのですが、11月下旬まで1日フリーになるお休みは無くなりました。
春の緊急事態宣言で延期になっていた「いけばな展」を開催します
春に延期をご案内させていただいた「光風流黒田庄支部いけばな展」を、今月下旬に開催する運びとなりました。
いけばな展ってこれまでに中止や延期になるようなことはなかったので、このコロナ禍で新しい体験をしたうちの1つになります。
そういう経験をして思ったのは、いけばな展って延期になると、関係されている皆さんの気持ちを切り替えたり気持ちを持続することが出来るようにするのが一番大切な課題になるという事です。
いけばな展を開催するときって、全ての人が開催する日に向かって一目散に走りつづけている状態なのですが、延期になるという事は、突然この目標がなくなると共に新たな目標が設定されるという事なんです。
いうなれば肩透かしを食らった上に、ほらもう1回やりなさい!!って無茶振りされているような状態になっちゃいます。
なので関係されている皆さんの気持ちが萎えてしまったり、季節や環境が全く違うのにこれまで準備していたものを無理やりに当てはめようとしてうまく行かなくなってしまったりという事が起こる可能性が出てくるので、役員の先生方や指導者の先生方は皆さんに気を配ると共にサポートをしていただかないといけませんので、これまで大変なご苦労をされてきているということなのです。
そういうなかでここまで漕ぎつけられていることに私は敬意を払いたいと思います。
いけばな展は兵庫県西脇市黒田庄町で開催されます
このいけばな展は兵庫県の内陸部に位置する、西脇市黒田庄町において開催されます。
会場となりますのは「黒田庄町黒田公民館」になりますので、グーグルマップで会場名を入力して頂くと表示されますのでそちらでナビりながらお越しいただければと思います。
日時は10月23日(土)10時~17時、24日(日)10時~16時の両日となります。
こちらには公共に交通機関ではなくお車でお越しいただいたほうが、お越しいただきやすい場所になりますので、道中くれぐれもお気をつけてお越しください。
コロナ対策を万全にして、出瓶者一同お待ちしています
こんなご時世ですから緊急事態宣言が解除されたとはいえ、感染防止策は万全に講じて、出瓶者一同皆様のお越しをお待ちしています。
出瓶者
山本美津甫
神月喜代甫
松井喜美甫
田口静甫
藤井千恵甫
岡本花佳甫
下井富貴甫
松本利甫
東野栄甫
森本洋甫
和田由香甫
長谷川紅甫
藤原隆甫
時政綾甫
岡野悠衣甫
浦上恵子
平林恵莉
時政智子
内藤正風PROFILE
-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。