6月30日の神戸新聞「季の花」に、私の作品を掲載していただきました

こんにちは、内藤正風です。
今日は蒸し暑くてちょっと動いただけでも汗をかくし、その上にあれやこれやと事務に追いかけられてヒーヒー言いながら馬車馬のように働いています。

暑い~。。。。。

一昨日、新聞に載りました

新聞に載りました。って言っても悪いことをしたのではありませんよ。(笑)
神戸新聞で毎月1回づつ連載されている「季の花」という紙面があるのですが、こちらに私の作品が掲載されたのです。

「季の花」は、兵庫県いけばな協会の役員が交代で作品を掲載しており、今回役2年ぶりの掲載となります。
掲載された紙面はこちらです ↓↓

7月と言えば、七夕です

7月と言えば、老いも若きもまず思い浮かぶのは「七夕」ですよね。
あ・・学生さんは”夏休み”のほうがイメージかな。(笑)

七夕は「五節句(ごせっく)」の1つになります。
「節句」とは、陰陽五行説から由来する暦で定められた季節の変わり目(節目)の事を言います。この節目の中から奇数が重なる日を古来より日本では特に大切に考え、邪気を避ける風習と農耕が結びついて五節句となっていったのです。
ちなみにこの五節句は、江戸時代には幕府より公的なものとして定められていました。

ちなみに五節句は、1月7日の「人日(じんじつ)」、3月3日の「上巳(じょうし)」、5月5日の「端午(たんご)」、7月7日の「七夕(たなばた)」、9月9日の「重陽(ちょうよう)」の5日になります。

七夕と言えば「天の川」

七夕と言えば、私は「天の川」がまず思い浮かびます。
小さな星が集まり1つの流れを作り出している「天の川」は色々な空想を掻き立ててくれますし、天の川を表す”星河一天”という言葉はまさに天の川を ”粋” に言い表している言葉だなぁと思うので、大好きな表現です。

なので今回の作品では天空にある天の川の流れを連想させるようにイメージして生け上げました。

ヨウシュヤマゴボウとキキョウとキクを用いた格花

今回の作品では、ヨウシュヤマゴボウを主材に使って天の川の全体像を、ヨウシュヤマゴボウの若い実や星形のキキョウの花、そして黄色いキクの花で煌めく星々を表現してみました。

天の川を感じて、お楽しみいただくことが出来ればうれしいです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。