各業界の第一線で頑張られている方からのお話は学びや気付きの宝庫という事を改めて感じた、行動こそがヒントやアイデアに気付かせてくれるという事

こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

昨日は午後の真昼間からお花見をして、今日は奈良にお出掛けしてきました。

いや~楽しかったなぁ!!!

行動こそがヒントやアイデアに気付かせてくれる

私の周りには行動派の人が多いです。距離感間違っているような人やお尻が重い人の逆のお尻の軽すぎる人、いろんなタイプの人がおられます。
そんな方々を見ていて1つ思うのは、行動こそがヒントやアイデアやキッカケを与えてくれるという事です。

100の事を考えても1の行動をしなければ、考えた100の事が生きる事は無いし成功も失敗も無いのです。
あっ、言い方が正しくなかったですね。
失敗すらすることが無いのです。
多くの人が成功は良い事、失敗和ダメな事と考えておられるようですが、これって大間違いで、失敗すらしていないというのは成功の可能性すらないという事に他ならないのです。

確実に1つ言えることが有ります。それは成功している人はその十倍以上の失敗を積み重ねてきているってことです。
なので一番最低なのはたった1つ。失敗すらしていない。
そしてそれ以外はすべてオッケーなのです。

行動派の皆さんに共通しているのは、先を見て試行錯誤されているという事

こういう行動派の方々と一緒にいると、感じることが有ります。それは今の時代やこれからの時代に合わせて試行錯誤をしたり新しい取り組みをどんどん行われているという事です。

つまり、いけばな教室ももちろんそうですが、日本のすべての業種業態に言えることが有ります。それはいつまでも人口が増えている時の思考回路でいると破滅するよってことです。
あっ、破滅しない例外がありました。それぞれの業種業態における超絶大手とぶっちぎりナンバーワンはなんとかなるかな。けれどそれ以外は人口が増えている時代の思考回路でいると、確実に ”終わりの始まり” に足を突っ込むようになります。

人口が減っているのに、いつまで高度成長時代やバブルの頃の思考なのか

人口が減るという事はパイが縮小しているという事です。
今まで1個1,000円のものを10,000個販売して成立していたお仕事で、粗利率が50%だったとしましょう。しかし今、人口が減り若い世代は特に減って、販売数が半分になっていると仮定しましょう。
という事は、以前は1,000円×10,000個=1,000万円。そして粗利が50%という事は経費が500万円という事になります。売り上げに関係なく固定費はほとんど変わらないわけですから、販売数が半分になってしまったという事は、売上=経費という状態で、お仕事としては成立していないという事になります。

そしてこれから10年や20年で人口が増える見込みは無いので、という事は即ち値段を安くして沢山販売するというモデルは成立しないという事に他ならないのです。
だって、値段を安くして沢山販売するって高度成長時代やバブルの頃のモデルなわけですから、この思考をしている限り人口が減ってゆくこれからの時代に明日は無いという事に他ならないのです。
つまり10,000個販売して成立する思考ではなく、5,000個の販売で成り立つように変革が必要だという事です。

各業界の第一線で頑張られている方からは、学びや気付きの宝庫

いけばな教室でお稽古をするというと、私が指導させていただいているように思われるでしょうが、実は私が皆さんとのお話を通じて学ばせていただいているという表現が正しいと思っています。
お商売をされている方の経験話、地域で活動されている方の生の声、私と世代の違う方の何気ないお話、そんな中にはアイデアやヒントの種がふんだんにちりばめられていて、私の学びや気付きの師匠は教室にお越しになられている皆さんや、仲良くして頂いている先輩や仲間の皆さんに他ならないのです。

そんな事を改めて痛感した、昨日と今日の2日間でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。