新しい月になりましたので、光風流カレンダーの10月の作品を紹介します

こんにちは、内藤正風です。

いよいよ10月になりましたね。
10月1日から消費税が10%になりましたし、10月19日(土)~20日(日)には「光風流いけばな展」、10月24日(木)~30日(水)には「兵庫県いけばな展」と、盛り沢山なひと月です。

10月の光風流カレンダーの作品

ってことで新しい月になりましたので、今月の光風流カレンダーの作品を紹介させて頂きます。

 

◇作者
長谷川 操甫

◇花材
ニシキギ、コギク、ナデシコ

◇花台
組合せ花台

この作品を生けた長谷川操甫さんから、作品についての一言

家の庭にある紅葉の美しいニシキギを使って「秋」を生け表したく思い、中五管を使って生けてみました。

”ニシキギ” 特有の自然の枝ぶりを生かして、古典的手法の三才格に生けあげました。
紅葉の美しさを一層際立たせるために ”白いコギク” と ”ピンクのナデシコ” をあしらったのですが、そのおかげで可愛さもプラスされて、満足な出来上がりになりました。

今回の作品作りを通じて、「やはり私は古風な生け方が好きなのだなぁ」と改めて感じる機会にもなりました。

 

 

カレンダーの作品を生け込み中の、長谷川操甫さん

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。