明日は「華道からの学び ~花を生かすということは、人を生かすと言うことに通じる~」というテーマで講演させて頂きます
こんばんは。内藤正風です。今日はここ数日に比べると少し寒さもましでしたね。
明日は講演をさせて頂きます
明日は講演をさせて頂きに行ってきます。
私が”講演”というと、えっ??って思われた方も多いかもしれまっせん。いけばなの家元とと聞くとかなりの割合の方が、”水盤にお花生けているんでしょ”とか、”お花教えているんでしょ”っと仰られます。ええ、間違いではありませんが残念ながら正しくもありません。(笑)
確かに私の日常の中で”いけばなの作品作り”と”いけばなの指導”は中心的な仕事になります。いけばな展に展示する作品や、祝賀会や式典などをはじめとするようなイベントに展示する作品のご依頼を頂き作品作りを行ったり、各地の教室や講習会でのお稽古や指導などを日常的に行っていますが、実は講演も時々ご依頼を頂いて行わさせて頂いています。
明日は、昨年の夏に友達から依頼を頂いてその友達が所属している会で講演させて頂いたのですが、その時に会場で私の話をお聞きくださった方が「是非うちでも講演してもらいたい」と仰ってくださり、ご依頼を頂戴したのがきっかけになります。
私のお話でそんな風に言って頂けるだなんてホント光栄です。
明日の講演テーマは「華道からの学び ~花を生かすということは、人を生かすと言うことに通じる~」
そんななか明日は、「華道からの学び ~花を生かすということは、人を生かすと言うことに通じる~」というテーマでお話をさせて頂きます。
”いけばな”は古来より「華道」と呼ばれているのをご存知でしょうか。
なぜ”いけばな”が”華道”と呼ばれているのかというと、いけばなはそもそも、”花を生ける”と言うことを通じて物事の本質を見極め、自らを高め、真理に近づくことをその目的としています。お花を綺麗に生ける事や飾る事だけに終始するものでなないのです。
なので”いけばな”をしっかりお稽古するということは、そのお稽古を通じて家庭やお仕事に役立つ学びをとてもたくさん得る事が出来ると言うことでもあるのです。
そんな色々な学びの中から、明日の講演では”人を生かす”ということに焦点を当てたお話をさせて頂こうと思っています。
人を生かすと言う考え方ができれば、すなわち自分自身の人生が豊かになる
私達って人と人との関わりの中で生活を営んでします。家族との関わり、隣近所の人との関わり、会社やお店での同僚や上司部下との関わり、どこに行っても人との関わりがあります。ということは、人の好き嫌いで目をふさがれてしまうよりも、身の周りの人を生かすという事を考えた方が自分自身が豊かな人生を送る事が出来るようになるのです。
さあ明日使うスライドも一応準備が出来たので、これから最終確認をして明日に備えます。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。