「光風流いけばな展」の関係者には、いけばな展終了後に充足感を共有できるお楽しみがあるのです

展示するいけばな作品が出来上がった時の、達成感と満足感
いけばな展を終えた後の、充足感の共有
光風流いけばな展の関係者ならどなたでも参加できます

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

７月５日（土）６日（日）に「光風流いけばな展」を開催するのですが、いけばな展には様々なお楽しみがあります。という事で、今日はそんなことについてブログを書きたいと思います。

展示するいけばな作品が出来上がった時の、達成感と満足感

いけばな展を開催していてまず一番最初にあるお楽しみは、作品を生け上げた後に感じることが出来る、達成感と満足感です。

いけばなの作品は事前に「下生け（したいけ）」と呼ばれる準備を行なって、生け込みに臨みます。この下生けというのはお料理でいう下ごしらえと同じものだと思っていただければと思います。なので良いお料理を作ろうと思ったら下ごしらえが大切なのと同じように、良いいけばな作品を生けようと思ったら下生けがとても重要になってきます。

とはいえ、下生けがしっかりできているから絶対に良い作品になるのかというと、決してそんなことはありません。
お料理でいうところの、焼き加減や煮付け方、味付けや盛り付けが悪ければ、どんなに下ごしらえが良くても良い料理にならない様に、いけばな作品の善し悪しは、しっかりとした下生けに、生け込みの時の作品作りがとても重要なのです。

なので生け込みの時には、限られた時間の中で集中して作品と向き合い、一枝、一葉、一輪を形作ってゆきます。なので自分の作品の生け込みを終えた後は、「疲れた～」というよりも「やり切ったぁ～」という気持ちで、ものすごく気持ちがいいのです。こんなお楽しみは、自分でお花と向き合わなければ、絶対に得る事はできません。

いけばな展を終えた後の、充足感の共有

いけばな展には様々なお楽しみがあります。皆さんの作品が出来上がってゆく楽しみ。いけばな展の会期中に会場で仲間や先輩と会える楽しみ。いけばな展にお越しくださった皆様が作品を見て楽しんでくださっているお顔を見る楽しみ。挙げればきりがありません。
そんな中、最後にあるお楽しみは、いけばな展が終了して、撤花撤収を行なった後に開催している交流会での時間です。

いけばな展は多くの人の力によって出来上がっています。企画、準備、会場設営、生け込み、会期中、撤花撤収、そのそれぞれに人の手が掛かっています。
ちなみにそれは、光風流の役員、いけばな展の出瓶者だけではなく、会場設営に関わってくださっている業者の方、いけばな展の会期中に会場スタッフとして各部を担当してくださっているアルバイトの皆さん、そして何よりも、見に来てくださる方が無ければいけばな展は成立しないのですから、来場してくださる皆様と、1つの事を皆で一緒に成し遂げた成果だという事が出来ると思います。

なので私共ではいけばな展の終了後に、いけばな展の運営に携わってくださった、役員、出瓶者、出瓶者のお手伝い、アルバイトの皆さんで集まり「交流会」を開催して、お互いに感想を感想を語りあったり慰労しあったりする時間を設けているのです。こんな時間を共有しあえるだなんて、日常生活の中ではかなり希少ですし、本当に素晴らしい時間を過ごすことが出来ているのです。

光風流いけばな展の関係者ならどなたでも参加できます

ちなみに今ならまだ参加お申し込みをしていただくことが出来ますので、ご希望の方は是非ご参加ください。光風流いけばな展に関わられた役員、出瓶者、出瓶者のお手伝いの方、アルバイトの方、一緒にこの時間を過ごしませんか。
７月６日（日）午後５時半から、うまいもん横丁加西店（いけばな展会場のイオンモール加西北条のすぐ北隣です）において開催します。会費は3,080円（多分3,000円になろうかと）です。

遠慮なくお申込、お問い合わせください。

内藤正風PROFILE

内藤正風

平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。