「期限に間に合えばいい」ではない | 早めに動くことは、周りの人への思いやり
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
仕事でも学校でも、期限を設定する事って普通ですよね。「○日までにお願いします」「○日までに提出する事」って。そしてこういう時には、「その日までに出来れば良い」と考える方が大半だと思います。だって、期限までに終わっていれば、約束を守ったことになるのですから。
でも私は、「期限に間に合えばいい」という考え方って、学校では良くても、社会では危険だなぁと思うのです。だってこの期限というものの捉え方によっては、自分だけの問題ではなくて、周りの人の時間まで奪ってしまうことがあるからです。
「間に合う」と「余裕を持って終える」は違う
例えば、10日後が締め切りの仕事があったとします。そんな中で10日後の朝まで何もしないでいて、そこから一気に仕上げて提出したとしても、期限には間に合っています。でも、それで本当に「良かった良かった」なんでしょうか。
途中で間違いがないか確認する時間もない。もう一度見直して、もっと良くする時間もない。もし何か問題が起こったら、それを修正する時間もない。
つまり「期限に間に合う」ということを目標にしてしまうと、期限が来るまでの時間を全部、自分で使い切ってしまうことになります。
でもこれってかなり危険な物事の進め方だと、私は思うのです。
自分で「締め切り」を早く設定する
そこで大切だと私が思うのは、本当の期限よりも前に、自分の中で締め切りを作ってしまうことです。10日後が期限の場合には「10日後までにやればいい」と考えるのではなく、「早々に一度形にしておこう」と考えます。
だってそうする事によって、そこから見直す時間が出来るからです。
「ここはもう少しこうした方がいいな」。「これ、間違ってないかな」。「もう一度確認しておこう」ということが出来るようになります。
そして何より大きいのは、気持ちに余裕が出来ることによる完成度の向上が見込めるという事です。
ギリギリになって「もうあかん~!」と言いながら行なうのと、少し余裕を持って仕事をするのとでは、同じ仕事でも「思考」にも「作業」にも「確認」にも余裕が生まれるので、完成度のレベルが格段に違ってくるのは間違いないからです。
ギリギリの仕事は、自分だけの問題ではない
そして、私が一番重要だと思うのが、ギリギリで動くと自分の問題だけで終わらなくなってしまう点です。
ギリギリまで自分の仕事を放っておくと、困るのは自分だけではないのです。例えば、会議を開催することになったとします。1か月先の日程であれば、参加する皆さんも自分の予定を確認して、調整することがしやすくなります。ところが「2日後に会議をします」と突然言われたらどうでしょう。
すでに入っている仕事を動かさなければならない人もいるでしょう。家族との予定を変更しなければならない人もいるかもしれません。
つまり、自分がギリギリまで動かなかったことで、他の人の時間を奪ってしまうことになるのです。これって周りの人にとっては、いい迷惑ですよね。
人の時間も、自分の時間も大切にする
人間に与えられている時間には限りがあります。自分の時間が大切なのはもちろんですが、同じように、周りの人にもその人の時間があるのです。
だから私は、早めに動くということは、単に自分が楽をするためだけではないと思うのです。
早めに準備をする。早めに連絡をする。早めに予定を決める。そうすることで、自分にも周りの人にも、時間のゆとりが生まれます。
そして、そのゆとりがあるからこそ、確認したり、考え直したり、より良いものにしたりすることも出来るのです。
そう考えると、時間に余裕を持って行動するということは、仕事の完成度を高めるだけではなく、周りの人たちへの労りでもあると思うのです。
「期限までに間に合えばいい」。確かに、それで期限は守れています。でも私は「間に合っていればいい」のではなく、「品質を高めたり、周りの人が無理をしなくてよい様に、早めに動いておく」ことを大切にしたいと思うのです。
その方が自分も楽ですし、周りの人にも迷惑を掛けずに済む。そして何より、時間に追い立てられるのではなく、時間を自分で使うことが出来るように、自分も周りの人たちもなる事が出来るのです。
折角の人生、時間に振り回されたくはないですよね。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。




