”いけばな”で学んだ事は、日常生活の色々な場面で活かす事が出来るお役立ち情報満載です。また1人役立ててくださって本当に嬉しいです

こんばんは。内藤正風です。
今年もいよいよあと1日と押し迫って来ましたね。

私はというと、しないといけない片付けや事務など山盛りなんですが、そんなもの絶対に年内には片付きません。ええ毎年こんな事です。(笑)

いけばなで学んだことを生かして”シンプル門松”にして下さいました

今日、友達のマドンナ(雑賀静)がFacebookにこんな投稿をしてくれていました。

お正月のお花に使う”枝松”と”奉書”と”水引”を使って、「シンプル門松」を自作してくださったのです。

この門松だと場所とらないし、シャレオツですし、とっても応用範囲が広いのです。

いけばなを学ぶと ”応用力” が身に付きます

いけばなで学んだ事って、こんな風にして日常生活の色々な場面で活かしていただくことができるお役立ち情報満載なんです。

お正月前のお稽古では生徒さん方に若松を生けていただきます。そんなお稽古では、単に松が生けられたらそれでよいという事ではなく ”松の扱い方や奉書の折り方や水引の結び方” について自分1人ででも出来るように習得して頂く事と、”なぜお正月には松を飾るのか?” という本質を理解して頂くようにしています。

なぜそんな風にしているかというと、それは私は、いけばなは単に技芸としてのモノではなく、いけばなを通じて人生を豊かにしたり、お仕事に役立つヒントを得て頂く事が出来るものでなければならないと思っているからなのです。
いけばなの本質をしっかりと学んで頂く事によって、色々な可能性が見えて来たり、応用することが出来るようになります。

いけばなの学びには、本質を知るきっかけや入口が沢山あります

人はどうしても目の前で繰り広げられている事象に目を奪われてしまいます。そしてその事でついつい一喜一憂してしまいますが、大切なのはその根本にある本質なのです。

本質を感じようとする心と、じっと物事の本質を見極めようと見る姿勢こそが何よりも重要であり、その事が本質に近づくことができ本質を理解することができるようになる一番の近道なのだと思います。

本質を知ると思考が変わります。思考が変わると行動が変わります。
そしてその結果、本質を知れば変な思い込みや決めつけから解放され、自由になり可能性が広がるのです。

そんな事を思うキッカケになった、今日のマドンナの投稿でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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