暖かくなってきたので、お花の水替えをマメにするようにしましょうねー

こんにちは。内藤正風です。

昨日も今日も暖かいですね。日が暮れてからもし肌寒かったら嫌だなあーと思って1枚上着を持っているのですが、今日も暖かくて単なる荷物になっちゃっています。
ってか、上着持つなら中は半袖でええやん!暑い!!!(笑)

 

私も植物のように、光合成してるのかもー

私は太陽の光に当たるのが大好きです。
バスなどに乗っても窓際で太陽の光が入ってきているときに皆さんカーテンを閉められていますが、私はカーテンは閉めずに陽の光に当たるのが大好きです。
真夏のじりじりと焦げ付くような光のときにはさすがにカーテンを閉めることもありますが、今のような春とか秋の日差しは全身でいっぱい浴びるのが大好きです。

光風流本部いけばな教室にある庭で陽の光を浴びながら、事務をしたり本を読んだりするのが気持ちいい季節になったなぁ!そろそろヤっちゃう???なーんて妄想を膨らませています。
でへへへへ。

まぁしかし暑さ寒さも彼岸までと言う言葉や、花冷えなんて言葉もある位ですので、まだこの3月いっぱいから4月頭までは急に寒くなるかもしれないですけどね。

暖かくなったらお花のお水を替えましょう

こういう季節になったら是非気をつけて頂きたいのが、お花のお水です。
これまでは気温が低かったので、お花を生けている水盤や壷のお水はほとんど傷まなかったと思いますが、これからの季節はかなり早く傷むようになってきます。

なぜこれまで痛まなかった水が気温が高くなると傷むようになったのかというとそれはバクテリアの繁殖が活発になるからです。

水盤や壷など器に入ってる水は、気温と同じ温度になっています。すなわち気温が高くなると器の中の水の温度も高くなり、それはすなわち水中のバクテリアの活動が活発になると言うことであり、このバクテリアこそがお水を傷めたりお花を傷めたりする1番の原因なのです。

マメな水換えが面倒な人に

これから気温が高くなってきて、暖かい季節にお花を長持ちさせるのはとても簡単です。
それは「マメに水換えをする」ことです。
しかしたったこれだけの事なのですが、結構面倒くさいんですよねー。

わかります。私も面倒だなーって思うことありますから(笑)

お水が長持ちするように、漂白剤を入れたらいいとか10円玉を入れたらいいとか、色んな知恵袋というか都市伝説的に言われていますが、ほぼ全部が「気持ちだけ効果があるよー」くらいのものです(笑)
とにかく一番大きな効果があるのは水を換える事なのです。

水換え。。。お花生け直すの大変だしー。。。ってそんな方は、生けているお花の本数を減らしてみてはどうでしょう。
たくさん生けないといけない事なんて無いのですから。花瓶にお花2輪とかをサラッと生けてあるのも洒落乙です。

お花は豪華に飾る必要はないのです。そこにお花の存在がある、お花の命が輝いている、ただそれだけでいいのです。

「粋」にお花を楽しんでみませんか?

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。