友達とお泊り忘年会をして感じた、吾れ唯だ足るを知るということ

こんにちは。内藤正風です。

先日仲の良い友達が集まって、お泊り忘年会をしました。
いつも顔を合わしている面子ばかりなので、今さら泊りで忘年会してどうするの??って思われるかもしれないですが、泊まりだと思うと気分的に全く違っていて、凄くリラックスして時間を過ごせるのです。
どのぐらいリラックスできるかというと。。。

こんなくらいリラックスできちゃうのです。(笑)(笑)(笑)

ご飯食べて軽く飲んだら撃沈しちゃった人や、ご飯食べながら撃沈しちゃった人やら。。。
って、子供かーー!!!(笑)

自分を大きく見せようとしない仲間との時間はとても居心地がいい

この仲間って、変な気を使わなくていいから良いんですよね。
変な気を使うっていうのは、言い方を変えるとカッコつけなくて良いんです。

自分を良く見せようとか出来ないことを出来るように見せないととか、そう言う気持ちをお互いに持っていないので、とてもリラックスしていることが出来るのです。
そのお陰かどうかは知らないですけど、早々に寝ちゃうメンツまで出てくるってことなんです。
まあお仕事が忙しくて疲れがたまっているので、寝てしまったと言うことにしておきましょう(笑)

人はカッコをつけたい生き物

人間は自分を大きく見せたり、カッコつけたりしたいものだと思います。確かにそう言う気持ちが“頑張ろう!!”っていう原動力になると思います。
しかし過ぎたるそういう気持ちは、マイナスにしか作用しないと思うのです。

自分がアホなことを自覚する。自分には出来ないことがある事を自覚する。そういう事が人を尊敬したり人に優しくできる第一歩なのではないかなぁと思います。

吾れ唯だ足るを知る

今回集まったメンツは、みんなアホばっかりです。(笑)ゴメン言い方おかしいですね。自分の足りない事を知っていて、その上で自らの長所を生かしている人たちばかりです。それぞれが自分の長所を前面に出してお仕事をしているのです。

そんな友達と一緒にいるとすっごい刺激になります。

「吾れ唯だ足るを知る」って聞くと、贅沢を言わずに今あるもので幸せを感じなさいというような“清貧の思想”のように思われている人も多いでしょう。しかし私はこの言葉は、今あるものを今までと違う生かし方をする事でもっと可能性を広げることができるし、満足を得ることができるという言葉のように思えるのです。

私も自分のできることで、どんな幸せや笑顔を周りの皆さんにお届けできるのか、今以上にもっとパワーアップ出来るように頑張らないとなーって気持ちにさせてもらう機会になりました。

さあ年末もガツーーーッと突っ走りますよー!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。