いけばな展に作品展示をしに地域に出掛けると、お花以外に実は大きな楽しみもあるのです。

こんばんは。台風二連発通過で、一気に秋らしく。。。ってか寒くなりましたね。
これからはさすがに急に気温が上がって暑くて半袖Tシャツで過ごすようなことは無くなっちゃうんだろうなーと、ちょっと寂しい気がしています。

これからは秋本番を満喫できる気候になればいいなぁと思います。けれどなーんか見ていると、一気に冬になってしまいそうな気がしないでもないですが。。。

兵庫県いけばな展(丹波市会場)を開催します

再来週の土日に、兵庫県の丹波市において「兵庫県いけばな展(丹波市会場)」を開催します。
このいけばな展は兵庫県内各地を巡廻しながら毎年行っているもので、今年は丹波市において開催を致します。

 

丹波篠山って言いますが、丹波と篠山は別の市です

みなさん丹波篠山ってよく耳にされると思いますが、あの丹波市です。
ちなみに丹波篠山っていうのはザックリとした地域の呼び名で、丹波市と篠山市は別なんです。

丹波市はここ↑↑↑

篠山市はここ↑↑↑

お隣同士ですが、別々の市になります。
今回「兵庫県いけばな展」が開催されるのは、丹波市のほうです。

今回のいけばな展では、丹波焼の若手作家の皆さんとコラボします

今回のいけばな展では、地元の丹波市茶華道連盟の先生方と篠山市茶花道協会の先生方を中心に、私達兵庫県いけばな協会の役員も作品を展示いたします。
そんな中で特に今回Special企画として、私達兵庫県いけばな協会の役員は丹波立杭焼の若手陶芸家の先生方の器を使ってお花を生け展示をすることになっています。

いけばなは器を使って生けます。その意味では何ら珍しい事ではありませんが、地元の窯元の皆さんとコラボをする事によってその地域ならではの特色を出し、いけばな展にお越しくださった皆様にご覧いただくと言うのは大きな価値あることだと思っています。

私は「稲右衛門窯」の「上中剛司」さんの壺を使って作品を生ける事になっています。
どんな作品になるか、どんなコラボが生まれるか、楽しみにお越しいただければ嬉しいです。
「稲右衛門窯」の「上中剛司」さんのサイトはこちら

いけばな展で地域に出掛けるのには、実は大きな楽しみもあるのです

いけばな展で各地に行くのはとても楽しみです。
それは、それぞれの地域の先生方と知り合う事が出来ますし、限られた時間ではありますが観光することも出来ます。
そして何よりもそれぞれの地域の美味しいものを食べる事が出来ます。

仲間と一緒にその土地ならではの美味しいものを食べ、盃を交わし語らいあう。こんなに素敵な時間を持つ事が出来るのですから本当に楽しみでなりません。
冬の丹波と言えば。。。そう!アレです!!!牡丹鍋ですね~。
もちろん頂いてきますYOー。

ってことで、今回のいけばな展も、楽しく美味しい時間を過ごす事が出来るように目一杯力を込めて作品を作り上げ、充実した機会になるようにしたいと思います。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。