新しいプリンターを導入して改めて感じる、人は仕様やスペックは必要としていないと言うこと。

こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。

今日、新しいプリンターが事務所にやってきました。

 

性能とかよくわかりません。
値段も知りません。
とにかく事務所には新しいプリンターが鎮座しています。(笑)

何故こんな事が出来るかというと、友達が文房具や事務機器など販売のお店をしているので、全て丸投げしているからなんです。

ネットでいろんな情報を得ることができる

たぶん今の世の中だと、プリンターの調子が悪いってなると自分でどこが悪いのかを見てみたり、症状などでググってどうしたら良いかを調べたり、メーカーに送ってチェックをしてもらったりするのが普通なんだろうなと思います。

で、ちなみに、この書いた一連の作業にどれだけの時間が必要でしょう。
いつもこういうことをされているプリンターとかに詳しい方ならば、サクサクーって出来るのでしょうけれど、日頃そんな事をしない私だと、仕事の合間に調べて何日もかかるでしょう。
何日も掛かって答えが出たらいいのですが、なんかよくわからずに済んじゃったら、この時間そのものが無駄になっちゃいます。

そして修理が不可能だとなった時に、次の機種を検討し決定するのに、また色んな検索をして情報を集めるのにたくさんの時間が掛かります。
こういう時間って、すっごく無駄だと思うのです。
それにそもそも、どのプリンターを選んだらいいのかすら私自身が解っていないですし。。。。。

なので私は、この友達に全~部丸投げしています。
ええ、いつもそうです。

今回わたしが行なったのは3つ

プリンターが調子悪くなって私がする事は

その①
プリンターの調子が悪くなったら友達に電話をして、「プリンター調子悪いからみてちょうだい~」って言います。

その②
友達が見に来てくれて、修理に出そうーとか買い替えになるねーとか結論を出してくれるので、「ヨロシク!!」って言います。
もちろんこの時にはプリンターの代替え機を持ってきてくれるので、業務が完全に止まっちゃうことはありません。

その③
新しいプリンターを設置と設定に友達が来てくれるので、その作業の邪魔にならない様に大人しくしておくのと、コーヒーとお茶菓子を出す。

この3つだけです。

友達が必要なことは全部してくれるので、手間もストレスも全く無しです。

プリンターが調子悪くなることで、そこからの不便やストレスって全くありません。
これって友達に全部丸投げしているからこそなのです。

プリンターのどこが悪いのかを調べたり判断しなければならない手間とストレス。
プリンターの修理や買い替えをして、プリンターが無い間の不便とストレス。
買い換えるプリンターの機種を選定するための情報収集の手間や、プリンターなんてどの機種が自分のところに最適なのかがよくわからないのに選ばないといけないストレス。
プリンターを設置して設定する手間。


  1. 全~~部、やってくれちゃってます

 

こんな手間やストレスが全部ないのです。

1円でも安く買うためには、手間とストレスが必要

1円でも安く買うって良い事だと思います。
無駄なお金を使わないって事ですから。
ただ多少安くあげるために自分自身の時間をつぎ込んで、その上にストレスを感じるんだったら、専門家にお願いした方が私は良いと思うのです。

プリンターのスペックとか仕様を目の前に並べられても、そんなんわかんないですもん。
A4を1枚○秒で印刷できるって言われても???です。(笑)
そうじゃなくて、「あなたの使い方だったら、この機種が一番いいよー」って言ってもらえたらそれでいいんです。

スペックや仕様というものには価値がなくなった

いまや世の中の色んなものが進歩して、とにかく一番高機能でスペックや仕様の一番上のものを選んでおけば間違いないなんて時代ではなくなっていると思います。
ってか、必要以上にスペックや仕様が上のものを使った方が、使いこなす事が出来なくて逆に不便になっちゃう事が出てきちゃいます。

スペックや仕様を前面に出しても、理解できなければそんなものに意味は無いと思うのです。
一部の詳しい人や、その道のプロならば必要な情報でしょうが、大半の素人には不必要な事だと思います。
それよりも「あなたはこんな風に使われているので、これが便利ですよ」って言ってもらえた方が、解りやすいし安心なのです。

結局は人って、そのものの仕様やスペックで物を選んだり決定しているようですが、結局はそこではなく”信頼”で選んだり決定しているんだなぁって思います。
だって私自身がそうですから。
友達にプリンターの仕様について一切聞かず、値段も聞かず。。(笑)

そんな事を思った1日でした。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。