「いけばな展」はお花を見に行く機会ではなく、お花をキッカケにして楽しむ機会なのです

こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。

昨日は本部いけばな教室で一日お稽古して、夜教室が終わってから最終のバスで大阪に出掛けてきました。
その目的は。。。
この人に会うために。

 

”のぼっち”こと尾上昇さん

今日3月21日は”のぼっち” の誕生日なので、それに先立って友達で集まってお誕生会をするために大阪にいったのです。

心ばかりのプレゼントをお渡ししたり、一緒に乾杯したのですが、きっと喜んでもらえたと思います。
。。。。。んんん~。。。もしかして迷惑掛けちゃいましたか?
(笑)
まあいいや。

そこは友達だから許してね~!!!

私は自分の周りにいる人には笑顔になってもらいたいと思うのですが、2週間後に開催される「いけばな神戸展」でも是非友達の皆さんにいけばな展をキッカケにして楽しい時間を過ごしてもらいたいなぁと思っています。

「いけばな展」はお花を見に行く機会ではなく、お花をキッカケにして楽しむ機会なのです

「いけばな展」と聞くと、見方がわからないとか、よくわからないから、とか言われる方が有ります。
きっとそういう風に思われている多くの皆さんは、いけばな展って堅苦しく窮屈な場所って思われているのだなぁ~って思います。
しかし実は「いけばな展」って、そんな場所ではないのをご存知でしょうか。

私はいけばな展と言うのは、いけばなの作品を見る場所と言うだけではなく、人が集う場所だと思っています。

いけばな展をキッカケにして、人が集まる。
いけばな展を理由にして、お買い物に出かける。
いけばな展を理由にして、お食事に出かける。

こういうのが「いけばな展」の役割なんだと思っています。

 

ハッキリ言って、現在いけばな展でいけばなの作品を見て「お花を習いたい~~」なんて人は有りません!!
あっ!たまにはあるかもしれませんが、そんなのほぼ皆無です。(苦笑)

今お花をしてみようかなぁ~って思われるのは、この人の教室に行ってみようかな~とか、この人と同じ時間を過したら楽しいだろうなぁ~とか、この人の話を聞きたいなぁって場合がほとんどです。
すなわち「人」です。

もちろんお稽古に来られている皆さんは、作品を見て楽しんだり学んだりされていますが、いけばなをしていない皆さんにとっては、いけばな展に来て作品を見ると言うよりは、そこに作品を展示している友達や仲間に会いに来て下さっていると言った方が正しいと思うのです。

なので私は、会期中は出来るだけ会場に居るようにしていますし、会場に居る日程と居ない日程をブログやFacebookのようなSNSで発信して皆さんにお知らせさせて頂くようにもしているのです。

そんな風にしていても、たまたま食事で席を外している時にお越しくださってお出会い出来なかった方が有ったり、不在を知らずにお越しくださった方が有ったりして、そう言う皆さんには申し訳ないなぁと思う事があります。

2週間後には「いけばな神戸展」を開催いたしますので、また皆さんとお出会いさせて頂く事が出来るし、楽し時間を過ごさせていただく事が出来ると思うと、今からワクワクしています。

4月6日(木)~11日(火)、大丸ミュージアム神戸にて「いけばな神戸展」を開催します

「いけばな神戸展」は、毎年春に大丸神戸店において開催しているいけばな展で、今年は4月6日(木)~11日(火)に開催を致します。

 

この展覧会には、光風流からは10人が参加して作品の展示を行います。

前期4月6日(木)~~8日(土)
副会長席 内藤正風
2人席  後藤敦甫・若杉芳甫
1人席  白山明甫
桑谷夏代甫
高原寿甫

後期4月9日(日)~11日(火)
副会長席 内藤正風
1人席  今榮明甫
藤原幸甫
西村千代甫
谷口友甫

内藤正風の会期中の予定

私は基本毎日会場に居りますが、この度は4月7日(金)16時以降と、4月8日(土)終日は、会場を不在に致しております。
申し訳ありません。

「いけばな神戸展」のチケット、手渡しできる方に限り差し上げます!

友達や仲間の皆さんに「いけばな」をご覧いただきたいし、会場でお出会いさせて頂きたいので、ご希望の方にはチケットを差し上げます!!
ただし申し訳ないのですが、私が直接手渡しさせて頂ける方に限らせて頂きます。

以前にご希望の方全てに差し上げるようにした事が有るのですが、郵送とかエライ件数になってしまって、その発送の手数だけでも凄い事になっちゃったので、手渡しさせて頂ける方にのみに差し上げさせて頂く事にしたのです。
ご理解のほどよろしくお願い致します。

会場にてお出会いさせて頂くことが出来るのを楽しみに致しております。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。