ちまたで焼き豚って言われているものは、その大半が煮豚なんですよ

今日は「いけばな未来展」のコラボ展示の手直しの後、近くにある昔ながらの中華料理屋さんでお昼ご飯をしてきた、光風流家元 内藤正風です。

中華料理屋さんでご飯を食べながら”ふっ”と思い出したのです。
私の先日のFacebookの投稿で、焼き豚と煮豚の事をアップしたら、知らなかったって反響が多かった事を。(^^)

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これは先日、家の晩酌で食べた「焼き豚」
煮豚じゃないよ~(笑)

皆さん、チャーシューって言いますよね。
チャーシューって焼き豚のことを言うって思われていますよね。

日ごろ口にしているのは、焼豚だと思われていますよね。


残念~~~!!!!!

ラーメン屋さんでラーメンに入っているチャーシューは大半が煮豚です。
日〇ハム とか 〇藤ハム の、お中元やお歳暮に入っている焼き豚は煮豚です。
世の中で目にする焼き豚の大半は、実は煮豚なのです。

焼き豚っていうのは、豚肉の塊に香辛料を塗ったり、タレを塗ったりしたものを、焼き豚を焼く炉の中で焼いて作ります。
実はこれって結構手間だし、一般のお店にはこの専用の炉が無いので、本式の焼き豚って作れないのです。
そこでラーメン屋さんとかは、醤油ベースのタレに豚肉をつけて煮る、煮豚を作ってラーメンに入れられたり、その煮汁をお料理に使われたりしているのです。
大量生産も煮豚の方がしやすいですし、コストも下げやすいですしね。

焼き豚も煮豚もそんなん似たようなもんでしょって思っているあなた!
大きな間違いです!!!
一度本当の焼き豚を食べると、煮豚との大きな違いに愕然としますよ。
味、香り、口当たり、何から何までが全く違います。

なので私は、いつもお気に入りのお店で焼き豚を買ってきています。
私のお気にのお店はこちら↓↓

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※グーグルマップさんから借用

神戸の南京町にある「堂記豚肉店」

グーグル先生で「南京町 焼き豚」で検索しても出てきません(笑)
知る人ぞ知るお店です。
お店の名前で検索すれば出てきますよ。

私はこのお店の焼き豚が一番好きです。
そのままスライスして、焼き豚のたれをつけて食べるもよし。
インスタントラーメンに入れるもよし。
細かく切って焼き飯に入れるもよし。
もう最高です。

バラとロースがありますので、脂身の多い方が好きな方はバラを。そうでない方はロースを選ばれたらよいと思います。
お店では一本で売ってくれますので、大体の予算を言えばその大きさのものを出してもらえますよ。
あと焼き豚のたれは、焼き豚を買えば最低限はつけてくれますが、私はこのタレも大好きなので、別に分けてもらっています。
タレダク(つゆだく?)の焼き豚スライスをアテにしたら、いくらでも晩酌できそうなくらいに美味しいんです(^^)

あぁぁ、、、こんなこと書いていると、また食べたくなってきた。。。
明日の手直しの後、買って帰ろうっと(^^)

皆さんも是非、堂記豚肉店の焼き豚を試してみてくださいね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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