ミスや失敗をした時に、これをすれば大ごとにならない、たった二つのするべき事

こんばんは。
今日は朝から本部いけばな教室でのお稽古と、お稽古の方が途切れたその合間に今週末の特別講習会で使うパワーポイントをシコシコと作りこんでいたら、あっという間にこんな時間(只今21:54)になっちゃった、いけばなの光風流家元 内藤正風です。

今日、教室に来られている生徒さんと話をしていて「ミスをした時の対応」って事についてお話をさせて頂きました。

取り返せないミスや失敗なんてほとんどない!

よく「失敗した~どうしようーーー」って悩んでいる方がありますが、悩まないといけないような失敗なんてほとんど無いです。
だって取り返しのつかないようなミスや失敗なんてほとんど無いんですから。

ミスや失敗をして大事(おおごと)になるのは、その対応を間違えているからなんです。

ミスや失敗をした時の対応は次の二つをすればいいんです。
①ミスや失敗が解ったら、一秒でも早く関係各所に連絡をし正直に現状を話す。
②ゴメンナサイって謝る。
以上!!!
(笑)

嘘だと思うでしょ。
これでほとんどの場合、命取りになったり大事になってしまったりするような事態は避ける事が出来ます。

①ミスや失敗が解ったら、一秒でも早く関係各所に連絡をし正直に現状を話す。

ミスや失敗したら、どうしよーーー(@_@;)って考えますよね。
発覚する前に穏便に済ませちゃいたいですよね。
なんなら隠したいですよね。
出来れば穴掘って埋めちゃいたいですよね。
(そう言えば、事故を起こした列車を穴掘って埋めちゃった国がありましたが。。。。。)

ミスや失敗って起こってすぐならば何かしら手当の方法があるんです。
しかしこの最初にどうしたら良いかがわからずに時間が経ってしまう事こそが、状況を悪化させてしまうんです。

隠そうとすると余計に事態を悪くします。
言いにくくて「あぁ~今日言う機会を失っちゃった。。。明日言おう。。。。。」なんてのもダメです。だってまた翌日も「あぁ~また言う機会を失っちゃった。。。明日こそ言おう。。。。。」ってなるだけですから。

とにかくミスや失敗が発覚したら、最優先事項として連絡や報告をするのが大切です。
何よりも優先ですよ!!!

上司のある人は、まず上司に。
自分が社長やリーダーの人は、関係先に。
現状を盛る事も減らす事もせずに正直に報告する。
これが何よりも一番です。

自分の力で完全なリカバリーが出来るような事でしたら、最初から悩んだり困ったりしませんよね。
悩んだり困ったりするって事は、自分の力では解決できないって事なんです。
だから少しでも早く解決能力や力のある人にお願いする事が一番いいんです。

そしてこの時に、もちろん上司や取引先や関係先から叱られることもあるでしょう。
しょうがないですよね。自分で仕出かしたミスなんですからしっかりと叱られてください。
この叱られるのも、暫く経ってから事が大きくなって発覚して叱られるよりは、早く連絡や報告をして叱られた方が、叱られかたもチョットだけでも軽くて済むかもしれないですよね。

ココで一番大事なのは、このミスや失敗がなぜ起こったのかと言う分析を行うと共に、どんなふうにしてリカバリーしているかと言う事をちゃんと学ぶと言う事です。
人間は失敗やミスをする生き物です。
なので失敗やミスは恥ずかしい事ではありません。
ただ同じ失敗やミスを繰り返すのは、恥ずべきことだと思います。

②ゴメンナサイって謝る。

人間、ミスや失敗など悪い事をした時には、ちゃんと謝らないといけないです。
人に謝るって自分のプライドが邪魔をしたり、有耶無耶に済ませたく思ったりするでしょうが、ここでちゃんと謝る事が出来るか出来ないかで、その後の信用が全然違ってきます。

ちゃんとしている人ほど、自分が悪い時にはちゃんと謝る度量を持たれていると思います。

「しまった!!」「やってもうた!!!」ってことが起こった時には、即行動!!

取り返せないミスや失敗なんてほとんどありません。
その大半は自分で傷口を広げてしまっていたり、塩を塗りこんでいたりしているのです。

「しまった!!」「やってもうた!!!」ってことが起こった時には、即行動!!
●一秒でも早く関係各所に連絡をし正直に現状を話す。
●ゴメンナサイって謝る。
これだけです。

そんなお話をした、今日の教室でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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