いけばな展の生け込みは、みんなが楽しむ「お祭り」です

こんにちは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。

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さあいよいよやってきました!!
そうです!!
アレです!!!
ちまたで話題の!!!!
(話題か???(汗))
知る人ぞ知る!知らない人は全く知らない!!
(笑)(笑)(笑)

「日本いけばな芸術展!!!!!」

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明日から「日本いけばな芸術展」が始まります

明日から始まる「日本いけばな芸術展」。
いけばな展ですから、いけばなの作品を展示します(当然ですね(笑))
で、この作品はと言うと会場で作品を生け完成させます。

いけばなは「生」の植物を素材とします。
なので書画や陶芸のように、前もって作品を作っておいて、展覧会の時にそれを出せばいいというものとは全く違うのです。

いけばな展に作品を展示する人は、花を生ける器や使う材料やお花を生けるのに必要な道具(例えば太い枝を切るならばノコギリとか)を全て準備万端整えて、会場に行きます。
そして決められた時間の間に自分の作品を作り上げます。
今日の一次展生け込みは15時~18時の3時間ですので、大きな作品も小さな作品もとにかくこの時間内に作品を完成させなければなりません。

先日来私のブログで「下生け」という言葉が度々登場していたと思うのですが、この生け込みのために作品の下準備をして、イメージ通りに作品が出来そうかを確認したり、現地で決められた時間内に作品が完成できるように料理でいう下ごしらえ的な事を行っておいたりするのです。

まさに昔から言われている「段取り8分」なんです。

いけばな展の生け込みはお祭りです

ってことで、一次展の生け込み真っ最中の会場からBlogアップしています。(笑)
そんな事していて大丈夫なんかーー??ってご心配下さった方、ありがとうございます。
全く大丈夫です!!!

一次展は私の作品は無く光風流のみんなの作品の生け込みなので、それぞれに作品作りをされます。なので問題なしです。

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下生けでしっかりと準備万端整っているので、皆さんがそれぞれに自分の力一杯を注ぎ込んで生け込みされるので問題なしです。

生け込みはお祭りです。これまでに準備してきたことの成果を発揮するだけでいいのです。作品を展示する皆に思いっきり楽しんでもらいたいので、問題なしです。

って事で、わたしもこの生け込みの熱気や活気や雰囲気を満喫し楽しみたいと思います。

以上「日本いけばな芸術展」の生け込み会場から、内藤がお伝えしました(^^)

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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